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池袋で悪質な“ボッタクリ”被害が急増中

「最初、路上でキャッチに声をかけられて、『6000円で“おっパブ”に行きませんか?』と言われたのですが……」

池袋,キャッチ,ボッタクリ,キャバクラ そう話すのは会社員の中西洋介さん(仮名・33歳)だ。彼は池袋の路上で、仲間5人と居酒屋を出た後、キャッチに声をかけられた。

「時間は終電前で、この時間帯で6000円なら安いなと。仲間みんなで『最後に一軒、行くか』と向かうことになり、連れていかれたのは西口から徒歩5分ほどにある雑居ビルの『M』という店でした。エレベーターが開くと、“会員制”と札が貼ってある殺風景なドアが。そこから強面のヒゲ面の男が出てきて、一人6000円払いました。冷静に考えればいかにも怪しい店構えなんですが、その時は酔っ払っていたので特に警戒心も抱かずに入店しました」

 店内は安価なキャバクラのような、飾り気のない内装だったという。

「ボックス席に全員が通されたのですが、BGMもかかってないし、『全然おっパブじゃないじゃん……』とすぐにわかりました。そのまま20分も放置された後、おもむろに女性がやって来て、片言の日本語で『オニイサン、外にデート行く?』と」

 彼が連れていかれたのは中国人キャストを使う“連れ出しパブ”だった。

「新宿とかにこういった店があるのは知っていたのですが、まさか池袋にあるとは思いませんでした。値段を聞いたら『3万円でいいよ』と。そんなカネ払えるかと思い、水割り1杯だけ飲んで皆ですぐに出ようとしたら、さっきの強面の男が出てきて『正規料金はワンセット3万6000円だから、帰るなら差額の3万円を払え』と……。ここでようやくボッタクリだと気付きました」

 中西さんらは団体だったことが幸いし、全員で抗議をしたことでなんとか追加支払いをせずに退店できたという。しかし、単独で入店した男性だと、さらに悲惨な目に遭っている。

「僕の場合、『最近できたAVキャバクラに行きませんか?』と路上でキャッチされて行きました。料金はワンセット1万円で、それ以外の料金はかからないと。そしたらその店に連れていかれ、連れ出しなんてする気もなかったので帰ろうとしたら、『差額を払え。イヤなら誰か女を連れ出せ!』と強要されて、仕方なく、高齢の中国人女性と……」(30代男性)

 いくつかの証言からすると、この「M」という店は今年夏頃にオープンし、「おっパブ」や「AVキャバクラ」さらに「ハプニングバー」や「高級クラブ」など複数の業態を偽り、路上のキャッチを窓口に集客を図っているようだ。これから年末を迎えて酔客が増えるなかで、さらなる被害拡大が危惧される。 <取材・文/日刊SPA!取材班>




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