本当にあったブラックなアルバイト面接
ブラック企業は何も正社員だけの話ではない。劣悪な労働環境(https://nikkan-spa.jp/268217)を経験したアルバイトも少なくないが、働く前の面接でも信じられない被害を受けることがある。そんな被害報告が寄せられた。
◆「ピンクのベッドに寝て」と言われた
「大学時代に焼肉屋さんのバイト面接に行きました。最初は面接っぽく、名前や大学の確認、そして『どんな仕事でもできる?』との質問。『何でもやります!』と答えたら、突然店長の後ろのカーテンが開いて、『そこのピンクのベッドに寝て』と言われました……。エロ漫画みたいなことって本当にあるんですね。慌てて荷物をまとめて走って逃げました」(32歳女性・事務職)
◆高圧的に詰め寄られた
「大学1年生のとき、階段がガタガタで床がツルツルしている古い喫茶店の面接に行ったら、『アンタこの階段おりれんの? 1日3人は転がるよ!?』と高圧的に詰め寄られました。バイトを始めてからも終始こんな様子だったので、2週間で辞めました」(39歳女性・美容師)
◆“研修”と称してタダ働き
「個人経営の塾のバイト面接に行ったら、面接は10分程度で終わったのに、その後、『合否結果の前に研修を受けてほしい』と言われ、夜までずっと雑務をさせられた挙句、落ちました。今思えば、定期的にバイトを募集して面接だけして、タダ働きさせているんじゃ……?」(22歳男性・大学生)
◆おさわり無しのはずが、「乳首舐めOK?」
「おさわりなし、カウンターから出ずに接客、と書いてあった飲み屋の面接に言ったら、『乳首舐めOK?』と聞かれました。『……やらなきゃダメですか?』と聞いたら『帰ってくれる?』と。バイト募集の謳い文句は信じないほうがいいです」(23歳女性・デザイナー)
どれも気の毒な話ではあるが、実際に働く前に悲惨な職場だとわかっただけましなのかもしれない。世の中には、入ってみて「こんなはずじゃなかった」と嘆きつつも辞められずにいる従業員はたくさんいる……。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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