ためになるSEX特集はどっち?『週刊現代』VS『週刊ポスト』
世にはびこるSEXマニュアルの数々。それは週刊誌業界でも加熱の一途をたどり、競い合うようにSEX特集を組んでは、「SEXをせずにこのまま死ねるか!」とシニア世代の焦燥感をあおり続けるのが「週刊現代」と「週刊ポスト」だ。シニア世代ほどではないとはいえ、精力に翳りが見え始めるアラフォーにとっても、参考になるのだろうか。
「昨年前半ぐらいまでは、60代でも、70代でも、80代でも……とSEX可能年齢の吊り上げ合戦に熱を上げていましたが、最近は“死ぬまでSEX”が大前提。そのうえでクオリティを上げる提案が増えているので、アラフォー男性も盗めるワザや知識が盛りだくさんです」とは、「恋に効くSEXセラピー」など、SEXマニュアルの編集・執筆も手掛けるライターの三浦ゆえさん。
「思うように勃たなくなっている世代だけに、挿入前にまず女性をイカせたいという気持ちが強いようです。前戯テクにより熱心なのは、『週刊ポスト』。『勃起力が衰えても女を絶頂に導く指技・舌技』(12年9月6号)では、女医がクリトリスの仕組みを解説し、さらにイカせる方法を細かく伝授。毎号毎号、具体的なテクが繰り出されいて読み応えあり!」
2/25発売の週刊SPA!に掲載されている「話題のSEXマニュアルを試してみた」では上記のようなオヤジ系活版雑誌だけではなく、「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」などのガチなハウツー本からネット界に浮遊する「怪しそうなSEXマニュアル」まで、3組のカップルがガチで検証。Gゾーン、オーガニックセックス、クンニクフラッシュなど、もっとも高得点を弾き出したのはどのSEXマニュアルなのか? 手に汗握って括目されたし!
<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
とはいえ、SEXの醍醐味は、やはり挿入。真似したい体位は『週刊現代』に軍配があがるとか。
「『女性に感謝される体位これがベスト10』(13年11月9号)、『女性器が反応する体位がわかった』(13年11月30号)など、よくまあこれだけ体位のバリエーションを見つけ出してくると感心します」
そして、女性目線で見てアラフォー男性にも取り入れてほしいと思うのは、ネチッこさを感じるプレイなのだとか。
「五感を刺激したり、言葉責めをしたり……ねっとりプレイはシニア世代の十八番ですが、若い女性にも好きな人が多いです。ポストの『美熟女はこんな言葉によろめいた』(13年10月11日号)、現代の『喘ぎを聞いて100を知る 濡れ方を見て100を知れ』(13年11月23日号)など、これについては両者が拮抗していますね」
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