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裕木奈江のキレッぷりに萌え!アイスランドのスプラッター映画

 アイスランドといえば、ビョークの出身国というくらいの知識しかなかったのですが、実は数少ない捕鯨賛成国なのだということを、映画『レイキャビク・ホエール・ウォッチング・マサカー』を観て知りました。

 捕鯨を禁止されたことで困窮した一家が、ホエール・ウォッチングにやってきた外国人観光客を八つ当たり的に殺しまくるという身もフタもないこの映画。

 捕鯨という政治的なテーマ、名作『悪魔のいけにえ』(74年)でレザー・フェイスを演じたガンナー・ハンセンの出演、ステレオタイプにもほどがある日本人夫婦のキャラクター(夫はでっかいカメラを首から提げていて、妻にだけやたら高圧的。口癖は「うちの愚妻が」)……。

 見どころはいろいろありますが、『北の国から92 巣立ち』での純くんとの半和姦シーンで性に目覚めたアラサー世代として何より心に残ったのは、裕木奈江の怪演です。彼女が演じるのは観光客である日本人夫婦のガイド役。あどけない外見とは裏腹に、自分だけ生き残ろうとする冷酷無比で自分勝手なキャラクターが妙にハマっていました。

 スプラッター映画が苦手だと萎えてしまうであろうシーンもありますが、奈江のキレッぷりには萌えるはず!

09年/アイスランド/1時間30分 配給/アップリンク 監督/ユリウス・ケンプ 出演/ピーラ・ヴィターラ、裕木奈江ほか 6月4日より銀座シネパトスほかにて公開

文/マッキーナ(本誌編集部・映画担当)

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