男心も女心もわかる!?「バカリズムのエロリズム論」
バカリズムのエロリズム論』(ポプラ社刊、560円)が、ラジオ番組発の企画としては最速の11か月で書籍化された。
「巨乳の谷間に住民票を移したい」など、エロティシズムに関する「男ならではの実感や妄想」をリスナーから募集し、格言形式でまとめた本書。発売を記念して9月15日に催されたサイン会&記者会見では「女性には『男ってバカじゃないの?』と思われそうなネタ」「僕が考えたわけじゃない。あくまでリスナーが考えたもの。エロいのは僕じゃなくてリスナー」「彼女ができたらこの本のことはなかったことにする」と、女性の目線を気にしてか若干及び腰(?)のバカリズム。
しかし一方で「カップルで読んでほしい」「この本を基に、(女にはわからない男のエロティシズムについて)女性が質問して男が答えるといったかたちで、会話の糸口、潤滑油にしてほしい」ともアピール。
そこで、カップルの会話の糸口になりそうな格言はないものかと探してみたところ……。実は「単なる男の妄想」を超えて「女心を代弁してくれている!」という格言も多いことが判明! そこで、そこらの20~30代の女性に取材を敢行し、共感したエピソード、「男にぜひ読ませたい!」と思ったエピソードを集めてみたので、下記にその一部を紹介する。
人を血液型で判断する男は
どんなに頑張ったところで
4種類の女しか抱けない。
「深すぎて唸りました! 自分の求める理想の女性像を相手に押し付けて、その理想から外れた部分は見ないフリをする男の人ってすごく多いから……。幻想のなかの私にしか興味がなくて、目の前の私のことは実は全然見ていないんじゃないかなって思うこともしばしばです。血液型だけじゃなくて『家庭的なコ』『天然なコ』『年上のエロいお姉さん』みたいな型にはめたイメージを押し付けないで!っていう女心が端的に表現されている!って思いました」(28歳・アパレル)
大きさや膨張率じゃない。
大切なのは
女性を湿らす降水確率だ。
「もう、ほんと全男性はこの言葉を書いて壁に貼っておいてほしい。大きさを気にして卑屈になる男ってすごく多いけど、大きくたって硬くたって降水(笑)しなければ意味がないんだから。大きくなくても女性を湿らす方法はいくらでもあるんだし、変なコンプレックスを抱いて文字通り萎縮するよりは、自分の持っている武器で頑張る方法を考えたほうが絶対モテますよ!」(27歳・飲食)
女は子宮で
物を考えるって言うけど
そんなわけねぇだろ!
「女の人でこういう言い方をする人は大体ヤリマンですね。私の偏見ですけど。で、そういう女の発言を真に受けた男に『女は結局子宮で物を考えるからね』なんて言われるとひっぱたきたくなります。解説にもあるけど、男も女も脳で考えるんだよ!」(32歳・IT)
男の妄想だけでなく、実は女心まで細やかに掬い取ってある本書ゆえ、男女問わず共感と発見が得られるはず。さらにカップルで読めば、バカリズムがアピールした通り男女の潤滑油になるかも!?
<取材・文/マッキーナ>
人気お笑い芸人・バカリズムのラジオ番組「バカリズムのオールナイトニッポンゴールド」の人気コーナー『
『バカリズムのエロリズム論 』 バカリズム初のラジオ番組の名物コーナーが待望の単行本化! |
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