ラーメン屋台に出没する“ラーメン通”気取りに苦笑
「お客様は神様です」なんてあまりにも有名な言葉もあるが、かといって客は店員に威張り倒していいわけではない。「知らぬ間に自分もしているかもしれない」という自戒の念も込め、さまざまな接客シーンでの客のウザ自慢を集めた。
◆食通系自慢【ラーメン屋台】
「酒を飲んで出来上がっているヤツが多いから仕方ないけど、若い男性客は女性が近くにいると張り切っちゃって……」と話すのは、東京郊外の駅前でラーメン屋台を営むOさん(男性・59歳)。
「特にありがちなのが、“ラーメン通”を気取ったありがたい講釈。『本当にうまいラーメンはこういう店にあるんだよ』なんて居合わせた女のコに語っている客を見たときには噴き出しそうになったよ。『チャーシューもよく味がしみてるね!』って言ってきたりね。ウチは出来合いを使ってます、なんて言えるわけもねえ(笑)」
また、Oさんが最もうんざりするのは「先輩自慢」。
「『俺の先輩、すげえんスよ。まだ30歳なのに超稼いでるし。ついていけば間違いないっスね』みたいな。そんな馬鹿な話を聞かされる女性客がかわいそう。たまたま居合わせただけで、キャバ嬢でもなんでもないのにな」
郊外の屋台では、田舎のヤンキーさながらの自慢話が夜な夜な展開されているのだ。
★居合わせた女性客にラーメンを語る“ラーメン通”気取りが出没中!
― 接客業[お客のこんな自慢話]がウザい!【7】 ―
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