「有名人の●●と知り合い」ギョーカイ系自慢はウザい
「お客様は神様です」なんてあまりにも有名な言葉もあるが、かといって客は店員に威張り倒していいわけではない。「知らぬ間に自分もしているかもしれない」という自戒の念も込め、さまざまな接客シーンでの客のウザ自慢を集めた。
◆ギョーカイ人系自慢【ゴールデン街】
昭和レトロからニューウェーブ系まで約260の個性的な飲み屋が軒を連ねる新宿ゴールデン街。
「ウチは、アニメ業界のお客さんなどが多いのですが、『声優の○○と知り合いでさ~。さっきまで一緒に飲んでたの。連れてくればよかったかなぁ』とか有名人と知り合い自慢が多いですね」と語るのは、店主のAさん。
「まあ、それはかわいいほうなんですが、チケット入手困難な人気アーティストのライブに『そんなに興味ないんだけど、関係者パスで入った』という話も。なけなしのお金だったり、どうにかチケットをゲットしたファンのお客さんも来ているなかで、そういう話を自慢げにされるとねぇ」
確かにその後の場を取り持つのにちょっと苦労しそうだ……。
「あとはツイッターで『プロデューサーの○○さんと飲んでるなう』とか書かれるのも困りますね。酒場で誰とどこで飲んでるかをSNSで書くのもマナー違反だと思うし、そもそも知り合いじゃなくて隣で飲んでるだけだろと」
★「有名人の○○と知り合い」のギョーカイ自慢は、酒の肴にもなりません!
イラスト/ミラクル沼尾
― 接客業[お客のこんな自慢話]がウザい!【4】 ―
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