不動産業者は「金持ち客の長~い自慢話」を聞くのも仕事!?
「お客様は神様です」なんてあまりにも有名な言葉もあるが、かといって客は店員に威張り倒していいわけではない。「知らぬ間に自分もしているかもしれない」という自戒の念も込め、さまざまな接客シーンでの客のウザ自慢を集めた。
◆カネ持ってんだ系自慢【不動産】
不動産業界も、賃貸物件の入居者や物件購入者からのクレームに頭を悩ませている業界のひとつ。
となれば、自慢話を聞かされて辟易とする展開もあるのではないか。
「そもそもウチは、オーナーさんにお金を出してアパートなどを建ててもらわないと商売にならない。そのため、芸能人の参加するゴルフコンペに招待したり、海外旅行ツアーを企画するなど、普段からかなり“持ち上げて”いるんです。それが裏目に出て、延々と自慢話をされることがあります」
こう話すのは、大手不動産会社で営業マンとして働くIさん(男性・35歳)。
「一番衝撃的だったのは、『ワシは7棟もアパートを建ててきたんだ。いい頃は何もしないで毎月200万円以上入ってきた』というもの。で、今の業績は散々だから、過去の栄光を延々と語られても、時代も景気も変わっているし、勘弁してもらいたい」
また、資産家ゆえに“家族自慢”もよく聞かされるという。
「ありがちなのは子供自慢。いい大学を出ているとか、どこの良家に嫁いだとか。お年寄りが多いので、同じことを何度も言われるし話が長いんですよね。3時間も子供自慢を聞かされたこともあった。かといって大事なオーナーさんだからむげにはできず、しんどいですね……」
★高齢者&資産家のオーナーが展開する長時間にわたる金持ち・子供自慢
― 接客業[お客のこんな自慢話]がウザい!【11】 ―
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