人外魔境の激安ラテン中古車は安いほど一目置かれる!?

シロートさんほど損をするのが世の倣い。それゆえシロートさんは、クルマを買うと言えば新車しか思い浮かばず、大枚はたいて面白くもないクルマを買っているわけですが、激安中古外車の世界を知ったら最後、そこは桃源郷でした! 周囲には一目置かれるし、運転も楽しいし、故障も滅多にない。それで100万円以下なんだから! MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
中古車

このまま極楽が続くのか、それとも地獄が待ち受けているのか? 第2回激安中古外車サミットに続く(かも)

◆100万円以下ですべてが最高!第1回激安中古外車サミット開催さる ⇒【前編】はコチラ 安ド:100万円以下のドイツ車乗ってても、あんまり威張れませんけど、ラテン車は安いほど一目置かれる。そこがいいですね! MJ:そう。その捨て身の雰囲気が、よくわかんないけどカッコいいとほめられる。俺なんか48万円のプジョーでNHKに出演して、佐々木彩アナに「真っ黒でカッコいいですね」ってほめられたからな! 安ド:僕の88万円の166は、元『LEON』副編の九島辰也さんに「やっぱりコレいいよね。俺も欲しかったんだよ」ってほめられました。 K:僕も500万円のゴルフRに乗ってるデザイナーに、「このアルファのほうがいいなあ」って言われて、「ええーっ!!』でした。 MJ:新車のゴルフRなんて安心だもん。でも0円でもらったアルファ147は、猛烈に冒険的に見える。男はそういうのに一目置くんだよ! K:確かに自分でも、隣にベンツやBMWの新車が並んでも、「勝ったな」って思うようになりましたね。 MJ:ただ、激安ラテン車ならなんでもいいってわけじゃない。メカはなるべく単純なほうがいい。エンジンは4気筒! 6発以上は故障しやすいから。 安ド:グサっ! MJ:それと、ミッションはマニュアルに限る。アルファのマニュアル車とセミATのセレスピードじゃ、まさに天国と地獄だ。 安ド:アルファのATは壊れまくるって聞きますね。 K:僕はこれが生まれて初めてのマニュアル車なので、ギアチェンジが面白くてやめられません! MJ:100万円以下の中古ラテン車でマニュアル車なんて、それだけで一般ドライバーからしたら人外魔境だけどな。 K:まあ、普通は買いませんよね。でも買ってみると「えっ!?」っていうほどステキな世界ですね。 MJ:キミは俺からもらっただけで買ってないだろ! 【結論】 最大の狙い目は、イタリア車・フランス車で、10年落ち、100万円以下のマニュアル車(ATならフランス車のほうが吉)。勇気を出して買ってみれば、めくるめく激安中古外車の世界が待っていますよウフフフフ~。
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート
ハッシュタグ