鬱っぽさを表現して女性の同情を誘うテクニック
「3回目のデートまではSEXに誘うな」「ゆっくり距離を縮めていくのがベスト」etc.王道の口説きでは全然うまくいかない。一方で、捨て身でSEXを懇願する土下座手法で成功した者も。チャレンジャーたちの成功例に学び、SEXをめぐる攻防戦に革命を起こせ!
◆箸袋で鶴を折って鬱っぽさをアピール⇒同情SEXに成功
(小谷進介さん/仮名・38歳/保険)
仲の良かった10年来の親友が突然死してしまったことがきっかけで、軽い鬱状態になってしまったのは現在2児の父である小谷さん。気を晴らそうと酒を飲みにいったはずが、ますます落ち込んで帰ってくるといった状態が続いていた。
「大学時代の同級生女子と久しぶりに二人で飲みにいくことになったんです。でも、飲んでてもやっぱりどこか上の空で……。そしたら彼女に『ていうかさっきから、飲みながら何やってんの?』と聞かれて。実は、飲みながら無意識のうちに箸袋をちぎって小さな折り紙状にして、鶴を折るのがクセになってたんですよ」
無意識のうちに手を動かしていたこともあり、彼女は小谷さんの精神状態を本気で心配するように。
「家に帰っても、嫁は子供にかかりきりだし、父親としてあんまり弱いところ見せるわけにもいかない。『おまえくらいしか聞いてくれる相手がいないんだよ……』と話を聞いてもらいました」
そして帰りがけ。どうしても家に帰りたくなかった小谷さんは「このまま家に帰って“元気なお父さん”として振る舞うのがツラいんだけど……お願いだから、一緒にいてくれないかな」と涙ながらに彼女を引きとめた。すると彼女は、「仕方ないなぁ。今日だけだよ?」といって一晩一緒に過ごしてくれたそうだ。
「久しぶりに嫁以外の肌と触れ合って、本当に元気が出たんですよ。その後も、サシで飲んで鶴を折っていたら、2人の女性がめちゃくちゃ心配してくれて、『家に帰りたくない』と言ってなし崩し的にSEXしました。正直みんなそこまで美人ではなかったけど、困っている人をほっとけない長女気質の人たちでしたね(笑)。3人とのSEXを終えたころには鬱っぽかったのもだいぶ回復したので、感謝しています。意図的に狙ったSEXではなかったけど、今思うとかなりの捨て身戦法ですよね」
亡くなった友人も草葉の陰で笑っているかもしれない。
<こんな女に効く!>
困っている人を見ると何とかしなきゃ!と思う長女気質の女性
取材・文/青柳直弥(清談社) 加藤カジカ 佐藤留美 藤村はるな 鳥澤光莉 撮影/尾藤能暢 福本邦洋 モデル/池畑暢平 藤子まい
― カネも時間もかからない[土下座でSEX]革命【6】 ―
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