更新日:2014年09月16日 09:03
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日本人ブローカーが仕掛けた「中国の北海道・山林買収」

残念ながら、もはや見慣れた光景となってしまった「中韓での反日運動」と「日本での嫌中・憎韓運動」。しかし、それらの現象を単なる“隣国憎悪”で片付けてしまっては、事を見誤ってしまうこともあるようだ。“愛国者”や“排外主義者”の皮をかぶりながら、そろばん勘定を欠かさない連中は果たして何者なのだろうか? ◆中国による山林買収の裏で日本人ブローカーが暗躍 北海道「中国人が北海道の山林を買い漁っている」という報道を記憶している人も多いだろう。そこには“中国が日本の国土を侵食する”というニュアンスが含まれていたが、その渦中でもっともずる賢く立ち回ったのは実は日本人だったという。北海道に住むある中国人経営者は「本当に荒稼ぎをしたのは、売国奴ともいえる日本人ブローカーたちだ」と声を潜めて語る。 「香港系ファンドに山林を紹介して仲介料を稼ぐ日本人ブローカーがいるんですよ。彼らは、反中感情が高まった日本人に向けて中国人による投資の脅威を煽り、さらには国や自治体の不備を指摘することで、国有地化や市有地化を検討するよう仕向け、意図的に地価を釣り上げようとしています」  日本円の運用先を探す香港系ファンドにとって投資先としては好条件だったため買い手側からの人気は高く、売り手側も「まさか買い手がいるとは」と喜んで売買に応じていた。そして、そんな流れに乗じて、さらに大きな利益を狙ったのが、前出の“売国奴”たちだったという。 「彼らは、当初から山林が底値であることを強調していました。さらに“数年後の値上がり”まで説明したそうです。誰も見向きもしない不動産がどうして値上がりするのか。それは彼らのシナリオに周囲がまんまと乗せられてしまったからにほかなりません」  ちなみに沖縄の基地地主の“リスト”を持った日本人ブローカーの噂もあるという。 ※画像はイメージです ― [反日・嫌中・憎韓]ビジネスの正体【4】 ―
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