更新日:2015年04月17日 15:00
エンタメ

『妖怪ウォッチ』をヒットさせた男が福岡にこだわる理由

日野晃博氏

日野晃博氏

 今、子供たちの間で社会現象となっているゲーム『妖怪ウォッチ2元祖/本家』。累計出荷本数200万本を突破し、シリーズを基にしたマンガやアニメも好調だ。本作を生み出した日野晃博氏は、これまでもクロスメディアで数々のヒット作を世に送り出してきた敏腕ゲームクリエイターである。彼が今回、妖怪に注目した理由を聞いたところ、実はあまり根拠がないのだという。 「最初は『そろそろ妖怪ネタが来てもいいかな』くらいのひらめきだったんです。モンスターをキーワードにしたタイトルはいろいろ出ているけど、『そういえば妖怪ってないよな』と。ほかで出していないモノ、これから来そうなモノを狙っていくことは常に考えています。あとはタイトル。僕はいつも、タイトルにこだわるのですが、“妖怪”という和風で古めかしい響きに“ウォッチ”という現代的でカチッとした言葉が組み合わされたとき、『ん、何それ?』みたいな不思議な引っ掛かり感が出た。そこから空想をふくらませていった感じでしょうか。まぁ、でも根拠はないです」  だが、当初から強く意識したのは「長く愛されるキャラクターを生み出したい」という点だという。 「『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』と2作続けて、クロスメディアでヒットさせることができて、何か新しい切り口のタイトルを作りたいと考えたときに、次は『ドラえもん』のように普遍的な作品を、そう考えるようになったんです。21世紀の『ドラえもん』になり得る作品を作り出したい、という思いはとても強かったです」  さて、日野氏が社長を務めるレベルファイブは、ほかにも『レイトン教授』など数多くの人気作を手掛けるほどのヒットメーカーだが、レベルファイブ本社はずっと福岡にある。その理由とは? 「僕の生まれが福岡で、これまでずっと福岡で何の違和感もなくやってきたから、というのが最大の理由。福岡は住みやすく、ストレスのない街。職場から10分圏内で、それなりの部屋が安価で借りられるし、徒歩5分で通勤している社員もいます。東京のように満員電車もない。いまはネットがあるのでどこにいても情報を集約できるし、テレビ電話で密なやり取りをすることも可能です。仕事をする場所は、もはや関係ないかなぁ。モノをつくるのにぴったりの場所だと思っています」 <本誌構成/漆原直行 撮影/渡辺秀之 再構成/SPA!編集部> ※週刊SPA!8/19発売号の「エッジな人々」では日野晃博社長のロングインタビューを掲載中。
『週刊SPA!8/26号(8/19発売)』

表紙の人/熊田曜子

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
『妖怪ウォッチ2 元祖』

もはや社会現象、妖怪ウォッチ最新作!


『妖怪ウォッチ2 本家』

小学生に大人気!

SPA!編集部が「人生後半を賢く楽しく生きる」をテーマに厳選した記事をメルマガ会員限定で毎週金曜日にメールでお届けします。仕事・お金・性・人間関係…人生を豊かにする秘訣が見つかります。無料・10秒で完了です。
無料でメルマガ登録する⇒⇒
※登録後、メール認証が必要です。受信した認証メールをクリックして、登録を完了させてください。
※認証メールが届かない場合、迷惑メールに入っているか、メールアドレスが間違っている可能性があります。再度ご登録ください。
【関連キーワードから記事を探す】