『妖怪ウォッチ』ブームの影で抱えた焦燥感…アニメ主題歌でブレイク、重本ことりのその後
重本ことりの初の自叙伝『黒い小鳥』(鉄人社・刊)が発売された。
と言っても、彼女の名を知る人はけっして多くないかもしれない。しかし、彼女がリーダーを務めていた5人組ボーカル&ダンスユニット・Dream5の人気アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ曲『ようかい体操第一』を、まったく聴いたことがないという人はおそらく少数派だろう。
Dream5は社会現象にもなった『妖怪ウォッチ』の人気を追い風に、2014年に『ようかい体操第一』『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』『ようかい体操第二』がヒット。同年には紅白出場も果たしている。 しかし2016年春のメンバーの脱退を機にグループとしての活動が見られなくなり解散。リーダーだった重本ことりも所属事務所だったエイベックスとの専属契約を昨年12月に終了していた。
今回発売された『黒いことり』ではそんな重本ことりが、幼少期の頃からの両親との関係や、Dream5で活躍していた時の心情などを赤裸々に告白。その半生とジバニャン人気の影で抱えていた孤独が素直な言葉で綴られている。
10月11日に福家書店新宿サブナード店で開催された出版記念イベントで彼女は、『妖怪ウォッチ』の楽曲について、「当時はやっぱり素直に喜べない部分もあったけど、『妖怪ウォッチ』のおかげで知ってくれた人も増えたのでそういう面では単純にとてもありがたかったし、やれてよかったなって思っています。どうやったらこれからアーティストとして自分のことをもっともっと知ってもらえるか、難しさを感じています」と語った。
『妖怪ウォッチ』に限らず、アニメが人気となり例えそのテーマ曲が多くの人に知られるアニソンとなったとしても、そのアーティスト自身に世間の注目が集まるケースはそれほど多くない。そのため声優の歌うキャラソンなどならともかく、ほぼ無名の音楽アーティストたちにとってアニメとのコラボは大きなチャンスであると同時に、どうしたって“一発屋”になってしまいがちな危険性を孕んでいる。
ひょっとするとアニメで曲が知られる前よりも、アニソンがブレイクした後の活動のほうが、音楽アーティストとして抱える苦悩は大きいという面もあるかもしれない。

同書は芸能界の舞台裏を垣間見る暴露本として好奇心をくすぐられる一冊だが、一人の人間・アーティストとしての重本ことりの生々しい心情や苦悩が吐露されており、共感する人も少なくないだろう。
本書が発売された10月5日には、初のソロシングル「ReBirth」もリリース。こちらはフジテレビ系列のバラエティ番組「全力!脱力タイムズ」のエンディングテーマに決まっている。
<取材・文/日刊SPA!取材班>
Dream5は社会現象にもなった『妖怪ウォッチ』の人気を追い風に、2014年に『ようかい体操第一』『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』『ようかい体操第二』がヒット。同年には紅白出場も果たしている。 しかし2016年春のメンバーの脱退を機にグループとしての活動が見られなくなり解散。リーダーだった重本ことりも所属事務所だったエイベックスとの専属契約を昨年12月に終了していた。
今回発売された『黒いことり』ではそんな重本ことりが、幼少期の頃からの両親との関係や、Dream5で活躍していた時の心情などを赤裸々に告白。その半生とジバニャン人気の影で抱えていた孤独が素直な言葉で綴られている。
10月11日に福家書店新宿サブナード店で開催された出版記念イベントで彼女は、『妖怪ウォッチ』の楽曲について、「当時はやっぱり素直に喜べない部分もあったけど、『妖怪ウォッチ』のおかげで知ってくれた人も増えたのでそういう面では単純にとてもありがたかったし、やれてよかったなって思っています。どうやったらこれからアーティストとして自分のことをもっともっと知ってもらえるか、難しさを感じています」と語った。
『妖怪ウォッチ』に限らず、アニメが人気となり例えそのテーマ曲が多くの人に知られるアニソンとなったとしても、そのアーティスト自身に世間の注目が集まるケースはそれほど多くない。そのため声優の歌うキャラソンなどならともかく、ほぼ無名の音楽アーティストたちにとってアニメとのコラボは大きなチャンスであると同時に、どうしたって“一発屋”になってしまいがちな危険性を孕んでいる。
ひょっとするとアニメで曲が知られる前よりも、アニソンがブレイクした後の活動のほうが、音楽アーティストとして抱える苦悩は大きいという面もあるかもしれない。

|
|
『黒いことり』 人気絶頂時に感じるアイドルの苦悩と暴露
|
【関連キーワードから記事を探す】
『妖怪ウォッチ』ブームの影で抱えた焦燥感…アニメ主題歌でブレイク、重本ことりのその後
人気漫画の舞台『BLEACH』復活! 主演・高野洸「真夏より熱い、黒崎一護を演じたい」
TIF2013で学ぶ「今どんなアイドルがいるの?」講座
「不老不死を目指してます」東大在学中に起業で6億円を手にし、大阪万博にアートを出品…28歳“天才”の頭の中
「新歓で受けた悪質なドッキリ」にげんなり…国立大を1年で休学した男子学生が、東京藝大に通うまで
「歌で世界に光を届けたい」海外を席捲する日本人女性シンガーの“揺るがぬ信念”
10年1万本のうち「満足いくのは十数本」。世界的オカリナ奏者68歳が語る、妥協しない考え方
ユニクロ「UT」1500円で買えてしまう最高峰のグラフィックTシャツ
鼻血が出ちゃうほど柏木由紀が好き。たぬき顔で愛される髙月りながグラビア・アイドル活動での野望を語る
「推し活に4年で5000万円使いました」CD大量購入に偽造入場まで…会社経営者がハマった“狂気と多幸感”
祖父の遺産1000万円を捧げた「推し」が卒業発表…絶望したオタク芸人が語る、葛藤の先の“推し活のやめどき”
=LOVEの大谷映美里がアイドル衣装で魅せる。代々木アニメーション学院が衣装デザイン科を新設へ
中島健人が振り返る、精神的に苦しかった時期「表層的な部分を見て“悪”として切り取られることに苦しんでいたし、怖かった」
若月佑美、創作の意欲は日常の違和感から 15周年記念作品集で表現
結成1周年を迎えたBNSIの集大成と未来「好きになってもらえるように、全力をぶつけます!」
HKT48、15周年でめぐる全国ツアーに確かな自信 豊永阿紀「みなさん覚悟して来てください」
「AIが答えを出してくれる」は危険? 情報過多のAI時代、経営者にとって必要なたった1つの力
「“隠れCMキング”と呼ばれるのは…」男性CM起用4位・小倉史也(29)が明かす、異名への率直な思いと有名企業から次々と選ばれる仕事術“三箇条”
品薄・トラブルも続出…「ボンボンドロップシール」は一過性ブームか、新たな文化か
ゴミ清掃員「家庭ゴミにぬいぐるみが増えている」“ぬい活ブーム”の功罪を考える。人形供養するお寺に「無断で放置する」ケースも
閲覧注意!なぜか人気急上昇中の「昆虫グルメ」を実食してみた
タピオカは冬を越せない。続々閉店で夏の行列が嘘のよう…
タピオカバブル乗り遅れ組が熱視線。次は“びっくり焼き”がくる!?
この記者は、他にもこんな記事を書いています






















