主婦も読んでいる異色のビジネス書がさらなる進化!?
発売から1年でビジネス書としては異例の8万部を突破するなど、各界で話題の伊藤喜之著『バカでも年収1000万円』(ダイヤモンド社)。伊藤氏が月給わずか1万から年収1000万オーバーまで上り詰めたノウハウを「6大奥義」「15法則」「16スキル」にわけて紹介した本書に、この秋『図解版』が登場した。
伊藤氏が提案するノウハウは実に異質だ。たとえば「6大奥義」のひとつとして紹介されている「夢は持つな」。夢や目標を持つことが自分を高みに押し上げる絶対条件だという風潮に反し、無理につくった夢や目標は身動きがとれなくなる要因になりうると主張する。大きな夢に囚われた結果、チャンスを逃すくらいなら身軽なままのほうがよっぽどいいという。そのほかにも従来の価値観とは真逆に思えるような、バカリーマン(=弱者)が結果を残すための秘訣が詰まっている。
韓国、中国と相次いで海外版も発行されている同書がこれだけ話題になったのはなぜか、そして図解版の特長について、伊藤氏に話を伺った。
「発売から1年ほどですが、とても多くの反響がありました。50~60代の経営者や管理職が部下に読ませたり、主婦の方からは“ビジネスでなく、地域のコミュニティ活動でも役に立っている”という声をいただいたり。20~30代のビジネスマンにはドンピシャな内容だと思っていたのですが、これだけ幅広い世代の方に読まれているとは驚きました」
同書は大手コンビニエンスストアで、9週連続で書籍売上げの1位を記録。『もしドラ』のコンビニでの売上げを超えたという。たまたま店頭で見かけた主婦が“すぐ息子に読ませたい”と購入し、送ったというケースもあるそうで、著者の予想を超えて多くの人に影響を与えているようだ。
「現状を変えたいと思っても、結局は“学歴がない”とか“夢がない”とか“スキルがない”などと諦めてしまいがちです。でも大事なのは小さなことからまず始めるという意識。僕はそれを実証しましたし、誰にでもできる。もう、今すぐできることなんです」
ある経営者は「自分が若いときから感覚的に実践してきたことが全部書いてある」と感想を述べたという。同書には、特殊な才能がなくても、道を開くきっかけをつくるノウハウが詰まっているのだ。
そしてこの秋、『図解版』が登場。「単行本を読んでくれた人に改めてリサーチをし、分かりにくいところをブラッシュアップ。イラストも徹底的に練り直して、図を見るだけで理解できるように工夫しました」との。さまざまな疑問に答える「Q&A」も加え、単行本より安い1050円という価格を実現させた。
「今日から行動すれば、必ず自分を超えることができる。勝手に諦めている人の背中を押せたらうれしいですね」と伊藤氏。日々の生活を変えるきっかけづくりに、パワーアップした『図解版 バカでも年収1000万円』はいかがだろうか。
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取材・文/日刊SPA!編集部
『【図解】バカでも年収1000万円』 学歴なし、スキルなしでも1000万円稼げる6大奥義 |
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