ゴルフ、ジョギング、スキーも「デジタル」で効果的にスキルアップ
秋の気配が日に日に深まる昨今。スポーツの秋! ということで、今回は従来の何倍も運動を楽しむためのガジェットを、スポーツごとに紹介したい。これらを使えば効果的にスキルアップできること間違いなし。スポーツがもっと楽しくなるはずだ!
◆パーソナルトレーナーを気軽に手に入れる
ゴルフを楽しむ多くの人は、打ちっぱなしに行き、自分の感覚を頼りにボールを叩いていることだろう。こうした人に提案したいのが、ゴルフクラブのスイングを解析してくれるセンサー「M-Tracer For GOLF」だ。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=715367
小さな本機をグリップの下部に付けてボールを打つだけでスイングの状態を撮影した動画を見るように、好きな角度から確認できる。本機以外に必要なのはスマートフォンだけなので、気軽に練習場に持っていける。
また、ランナーには楽しくジョギングするためのスマートウォッチもお薦め。カシオの「STB-1000」は、スマートフォンに入れたジョギング用アプリと連携できる腕時計。計測した距離や時間、消費カロリーなどをリアルタイムに表示できる。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=715368
「今までもジョギングのデータをアプリで記録していましたが、走りながらは見られませんでした。その点、腕時計のSTB-1000は、腕をひとひねりするだけで確認できます。ペースを正確に配分できるようになり非常に便利です」
とは、発売に先行して使ってもらった三宅厚さん。
「思った以上に便利ですし、ジョギング専用の時計を買うよりもリーズナブルですよね」
と、もはや手放せないと言う。
さらに、スノボやスキーで活躍しそうなのが、ソニーのアクションカム。フルHD解像度での動画撮影が可能で、GPSを内蔵しているのが特徴だ。専用ソフトで編集すれば、移動速度や距離、軌跡などを動画上に表示可能。昨シーズンのスキーで使った藤本正広さんは次のように語る。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=715369
「スキーから帰ってきた後も軌跡と速度が表示された動画を見て楽しめます。映像と一緒にスピードをチェックできるので、雪面にエッジを立てるタイミングや、スピードごとのポジショニングが確認できるのもいいですね。滑りを振り返って反省できるので、次に滑るときの弱点克服にいいですよ」
こうしたガジェットを使えば、客観的な記録が見られ、まさにパーソナルトレーナーを手に入れたようなものなのだ。
●エプソン M-Tracer For GOLF「MT500G」/実勢価格:2万9800円(税込み)
1秒間に1000コマのデータを取り、スイングの軌跡やインパクト、スピードなどを分析。スマートフォンでビジュアル化してくれる
●カシオ PHYS STB-1000/希望小売価格:1万4580円(税込み)
iPhoneと接続して、主要フィットネスアプリのデータを表示できる腕時計。10気圧までの防水性を備え、電池寿命は約2年間
●ソニー アクションカム「HDR-AS100V」/実勢価格:3万4000円前後
W24.2xH46.5xD81.5mmとコンパクトで約92gと軽量。手ブレ補正機能を搭載し、スノボやスキーでも滑らかな動画を撮影できる
取材・文/河原塚 英信
― スポーツの秋はガジェットで倍楽しめ!【2】 ―
ハッシュタグ