山菜採り、紅葉狩りで「白い軍手は危険」
普段、あなたが何となくとっていた行動や良いと信じて行っていたことが、実は自分や周りに害を及ぼすとしたら……!? 業界特有のNG行為をジャッジしてみた
◆業界特有のこんなNG行為
<中学校の教員>
とある公立中学校では、クールビズでもないのに、教員が授業でネクタイの着用をしないように指導されている。
これは、生徒による暴力行為などが問題となっている荒れた学校で、暴れる生徒ともみ合いになったときに、ネクタイを掴まれないようにするためだそう。確かに引っ張られて窒息なんてことになったらたまったもんじゃない。
<図書館の司書>
図書室で借りた本が破けてしまっても、自分でセロテープを貼って補整修理……というのは、図書館にとってはありがた迷惑で、してほしくはないことだそう。なぜなら市販のセロテープやのりは劣化するため、結果的に本を傷めてしまうから。図書館司書は、本の修理に専用の用具を使用するので、万が一、破けてしまったときは、そのまま図書館に持っていき、その旨を伝えてくれればいいそうだ。
<猟友会の猟師>
もし山菜採りに山へ出かけるなら、決して白い軍手をはめていってはいけない。
秋口になると度々ニュースにあがる「散弾銃による誤射死亡事故」。山梨にある猟友会に聞いた話によると、猟師は獲物となるシカを数十メートル先から狙いすます。その目印となるのが鹿のお尻。茶色いボディは森林に紛れやすく見えづらいので、遠くても目立つお尻の白い部分を標的にしているそう。その鹿のお尻に似ているのが、山菜採りに来た人が手にはめている白い軍手。これを鹿と見誤って撃ってしまうことがあるので、山へ入るときはできるだけ派手な色の服装にしたほうが安全だ。
― 日常に潜む![実はやってはいけない]行動【9】 ―
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