更新日:2015年03月29日 16:15

夜の繁華街、キャッチと客の間で生まれる「エロドラマ」

夜の繁華街をさすらうキャッチや客引き。はた迷惑な存在ながら時としてとてつもない話術で酔客の気を引くのも事実。そこで今回は風俗ライターや夜遊び好き記者の証言から珠玉の“作品”を完全網羅!! 日本一おバカな“街頭キャッチ&客引き”を決める「C-1グランプリ2015」を開催。一番おバカなフレーズはこれだ! ◆思いがけないドラマチックな展開に遭遇!<ベストドラマ賞>  キャッチの声は、客と店とをつなぐ絆の橋。人が言葉を交わせば、そこには自然とドラマが生まれることもある。 C-1グランプリ2015「客引きが言うには、自分の彼女がおっパブ嬢を引退する日だから、全額払うので指名してほしいと。『最終日くらい変なことされたくないじゃないすか。だから、指名してもおっぱい揉むだけにしてほしいんすよ』」(神奈川・本厚木)  引退するかの真偽はともかく、ここまで言われたら、つい入ってしまうのが人情というもの。情感たっぷりのエロドラマだ。続いて、ボッタクリ店での一コマ。 「会計でボッタクられた。客引きに文句を言ったら、『マジっすか? ちょっと言ってきますよ!』と店と交渉し、見事キャッシュバック! それに感動してたら、『気分転換に別のおっパブどうですか?』と紹介された」(浜松・千歳町)  アメとムチを使った駆け引きはさすがの一言! 逆に悪質な店を事前に回避できたという例もある。 「しつこいキャッチがいて、埒が明かないので一緒に近くのラーメン屋に行くことに。そこで身の上話を聞いているうちにすっかり意気投合。最終的に『ウチの店には来ないほうがいいよ』と囁かれました」(東京・新小岩)  キャッチも人の子。ネギを背負ったカモに感情移入し、食べられなくなってしまうこともある。心温まるエピソードだろう。 ― C-1グランプリ2015【4】 ―
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