恋愛・結婚

女子に好評な「愛妻家アピール」と不評な「愛妻家アピール」

【週刊SPA!連載 痛男!(イタメン)】
―『負け美女』のオトコ観察絵日記 犬山紙子 ―

◆「愛妻家アピール」のよい例と悪い例

痛男!「愛妻家アピール」のよい例と悪い例 愛の伝道師ことジャーナリストの山路徹さんと関西テレビの『夕方ライブワンダー』でご一緒させてもらいました。

 モテるモテると聞いてはいましたが、会って納得。よく日本のモテない女が「日本の男は紳士じゃない。海外の男はレディファーストなのに~」などとぶーたれてますが、山路さんはその「レディファーストができる海外の男」っぽいんですよ。全女性に当たり前のように優しく聞き上手。

 そう言えば石田純一さんにお会いしたときも同じ印象を抱いたっけ……。色男というのは普通の男が恥ずかしがってやれないことをサラリとできる人種なんだと改めて思ったのでした。

 しかしながら色男になるのって日本人男子にはかなりハードル高そう……。とはいえ、女のぶりっ子のようにここぞというときだけ色男になるのは、割とできるんじゃないかなと思ったり。

 さて、以前このコラムで「嫁を大事にしているアピール」は女子にとって好感度が高いということを書いたと思うのですが、嫁を大事にしているアピールのなかにも“痛い例外”みたいなものがあったので、今回はそちらをご紹介。

 そもそも嫁大事アピールというのは、飲みの席で「結婚生活はどう?」なんて聞かれたときに、「地獄」とか「墓場」とかネガティブなことを言ってしまいがちな男性が少なくないなかで、ニコニコしながら「奥さんが好き」「奥さんと仲よし」という話を繰り出せば、「なんか不倫願望なさそうだし、姑息じゃない」と多くの女性に思われ、好感度をグッと上げることができる……というテクニックでございます。

 ちなみに犬山のマネジャー氏も、ことあるごとに「妻よ」と思い出してはつぶやいており、めちゃ好感度が高いのであります。

 が、これがfacebookで「今日はワイフお手製のローストビーフを持ってピクニック。とっておきのシャンパンも開ける予定」になるとすごくイラッとくるんですよ。

 ローストビーフ、シャンパンといったセレブアイテムと同列にワイフを並べて、“できる妻”ですら自分を盛るためのアクセサリー感覚なのが気持ち悪い。

 妻をアクセサリー感覚で見る男って、なんか不倫もしてそう(偏見)。「休日ピクニックだなんて、奥さん思いですね」という部下のかわいい女子のコメントを待ちつつ、頭の中で「休日はワイフとアウトドア、月曜はO嬢とロブションで密会」というスケジュールを思い浮かべては悦に入ってそう(っていうかワイフってなんだよ……)。

 いくら妻と休日を過ごして、それをアピールしようが、「なんかコイツ不倫してそうだぞ感」が出てしまうと、結局のところ好感度は低いのだなーなんてfacebookを見ながら思った次第。

 これは、マウンティングの道具に旦那のルックスや年収や学歴を持ち出す女の好感度の低さに通じるものがありますね。今や「イイ夫」って一つのステイタスですもの。芸能界でも「イイ夫」「イイパパ」ビジネスがありますし。それを安易に手に入れようとしても、やり方を間違えれば当然、痛いわけです。

犬山紙子 そんなわけで、SNSで「イイ夫」ぶりを盛りたかったら、男性が疎いというイメージのある記念日系を積極的に楽しんでる様子なんかをアップすると、女性はグッとくるかもしれません。「結婚して6年目! 料理つくったら嫁喜んでくれたあああ!」みたいな。

【犬山紙子】
エッセイスト。単行本デビュー作『負け美女』(マガジンハウス)で注目を浴びる。著書に『高学歴男はなぜモテないのか』(扶桑社新書)ほか。MCを務める深夜バラエティ『BF会議』(テレ朝・毎週火曜)が放映中。

※「痛男!」は週刊SPA!にて好評連載中

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