恋愛・結婚

夫婦円満のための第一歩。3年間の徹底取材で見えてきたこととは?

 突き詰めれば“他人同士”である夫婦が、いかに円満に暮らしていくか――。  夫婦にまつわる問題は、時代が移り変わっても普遍的なテーマ。夫婦ゲンカ、育児・家事の分担、不倫問題、不妊治療、セックスレス……どんな夫婦であれ、多かれ少なかれ問題を抱えているもの。そんな難題の解決策を探るのが、コラムニスト・犬山紙子さんによる「週刊SPA!」での連載企画「他人円満」だ。
犬山夫妻

左:犬山紙子さん、右:劔樹人さん

 一般の夫婦を取材することで見えてきた、“夫婦”という関係性を巡るありとあらゆる危機や問題の対処法、折り合いのつけ方を犬山さん独自の視点と切り口で探ってきたこの連載。これまで一般夫婦への取材に費やした期間は約3年。そこから見えてきた「夫婦円満のための100のルール」をまとめた新書『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』が、3月26日(木)に発売される。 犬山さん新書 著者である犬山さん自身も’14年に結婚、現在は3歳の子供を育てながら仕事に励む母であり、妻。そんな彼女が取材を経て痛感した「夫婦円満のための第一歩」とは?(以下、『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』より抜粋)

夫婦には“問題”があって当たり前

 あなたはパートナーと味方同士だろうか? 敵対してしまっていないだろうか?  どれだけ円満に見える夫婦にも大なり小なり問題はあります。なぜなら、問題を抱えない人間はいないから。なので「夫婦関係をよくしたい」と思ったときに、“問題がすでにあること”を前提とし、そこからどうリカバリーすればいいのかという視点が必要ではないかと思うに至りました。  言うなれば「夫婦のリカバリー力」です。似た問題を抱えていても、夫婦ごとの対処の仕方によってその後の展開がまったく異なることはよくあります。  仕事をするうえでも同じです。たとえばミスが起きたとき。起こってしまったミスに対してどう反省し、どのように対処するのか。そうした対応がミスを起こしてしまったことよりも重要視されるはずですし、人間が育つことになります。会社側も「ミスはある程度起こる」という前提のもとに回っているはずですから。  もちろん、問題は起こさないに越したことはないし、努力次第で減らすこともできます。そのために大切なのも“知ること”なんですよね。夫婦間で起こりうるさまざまな問題を先に知り、その対処法のヒントを知っておく。すると、問題が起こる前に対処できたり、起きた後のリカバリーが非常にスムーズになるんですよね。知識は問題の重症化を防ぐワクチンのようなものです。  そんな思いから、夫婦関係をよりよくするためのワクチン、ヒント集のような本を作りたいと思うに至りました。社会にはたくさんの夫婦がいて、さまざまな問題を乗り越えています。そして彼らが持つ、関係をよくするためにしている言語化されていないメソッドがたくさんあるはずです。それを言語化してまとめることで、読む人にしっくりくるヒントが提示できるんじゃないか……。  そこで週刊SPA!で「他人円満」という連載を始め、あらゆる問題を乗り越えた夫婦を取材しました。そこから我々に役に立つと思われる教訓をまとめたり、専門家の著書から得た知見をシェアしていったのです。  他人円満。そのタイトルは、夫婦とはそもそも他人であり、他人同士が円満に暮らすためには、知恵と歩み寄りが必要であるという気持ちでつけました。何も対策を取らないで他人同士の関係性をうまく保ち続けるというのはほぼ不可能です。育った環境も違えば考え方も違う、価値観が違うふたりが一緒に暮らしていくわけですから。
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「夫婦の問題を見て見ぬフリをするのが一番怖い」
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すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある

育児・家事、夫婦ゲンカ、不妊治療、セックスレス 、不倫etc. “壁”を乗り越えた巷の夫婦を徹底取材して見えてきた【夫婦円満のための100のヒントを収録!】
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