世界でブーム「twitter発のデモ」はこんなに簡単だった
2011年は世界各地でデモが起こり、twitterが大きな役割を果たしたのはご存じのとおり。日本でtwitter発の脱原発デモを主宰した人に話を聞いたところ、ごく普通の会社員のふとしたつぶやきから、それは始まっていたのだ。
◆「まさか実現するとは思わなかった」
「もし仮に、ツイッターで人を集って、渋谷辺りで脱原発デモを行うとして、参加したいという方がおられれば、公式RT願います」
4月5日、会社員の平野太一氏がこうツイートすると、次々とリツイートが繰り返され1200人もの賛同者が集まった。4月30日には早くもツイッター発「4・30脱原発デモ@渋谷・原宿」が実現。普通に渋谷・原宿あたりを歩いていそうな若者など約1000人以上が参加した。
「最初のツイートのときはまさか実現するとは思っていませんでした。予想外のリツイートがされ、ツイッターでデモを知った人々が集まってくる光景を見たときは感動を覚えましたね。これまで5回やって、回を重ねるごとに沿道の方々の反応がよくなっているのが印象的。今後も継続していきたいです」と平野氏。
小さなデモは、とりあえずツイッターでつぶやくところから。
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