森下千里が作家デビュー! 処女作で描いた「倍以上彼氏」とは?
「こうして写真撮られるのって、相当久しぶり。1年、下手すると2年ぶりくらいになるかなぁ……」
はにかみながらレンズに向かうのは、タレントの森下千里(34)だ。
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’02年に芸能活動を開始するや、瞬く間に売れっ子グラビアアイドルとして台頭。バラエティ番組や映画、舞台、ラジオとマルチな活躍をみせた。
そんな彼女が新境地として挑んだのが、小説の世界だった。河出書房新社より長編の恋愛小説『倍以上彼氏』を上梓したのだ。
「もともと書くことが好きで、『月刊森下千里4』でショートストーリーを書いたことがきっかけで、プライベートで私小説を書くようになったんです。年の差カップルの短い小説を書かせてもらって。それが出版プロデューサーの目に留まり、『きちんと書いてみたら』と言ってくれて。気づけば原稿用紙800枚、2年間もかかりましたが、無事出版に漕ぎつけました」
処女作のテーマとして選んだのは、不倫だった。物語の主人公は、売れっ子スタイリストのアシスタントを務める一花。20代半ばの彼女はふとしたきっかけで年が倍以上離れたカメラマンの駿と出会うが、彼は既婚者だった。華やかな芸能界の裏側にある生々しい人間模様を描きながらも、ストーリーは”道ならぬ恋”の甘さと苦さを中心に展開されていく――。
「どうせ書くなら、世の中に驚かれるテーマを……という思いで選んだのが不倫でした。今年に入って不倫がわーっと話題になっているので、狙いは間違っていなかったと思います(笑)」
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『倍以上彼氏』 華やかな芸能界の片隅でスタイリストを目指す女性の夢と生を描く恋愛小説 |
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