芸人のモテ名言に学べ
何を言ってもサマになるイケメン俳優の発言をマネしてもおサムいだけだが、芸人の発言なら我々でもマネできそうだ。芸能人ウオッチャーの今井舞氏に、芸人のモテ名言について聞いた。
「知性派のイメージで、クールに女性を引っ張っていきたい人は、千原ジュニアを模倣して博識アピールを。ただ、『胃薬ができるまで、胃痛というものはなかったらしいんですよ。胃薬ができたがゆえに、胃痛という概念が生まれてしまった』など、千原ジュニアの言葉は、素人がマネると、ただの屁理屈にしか聞こえない場合も。『ジュニアさんすげー!』という後輩芸人からの信望が彼のカリスマ性を後押ししているように、あらかじめ周りに味方をつくって援護射撃をしてもらうと効果が高まるかも」
知性派は荷が重いという人は?
「バカキャラの山崎弘也のほうが実践しやすいでしょう。『いい匂いのする女のコとエレベーターで一緒になっただけで“よしっ!”って思うよね』という彼の基本姿勢は下手に出ること。女の“コ”というのもポイントです。コをつけると性的な要素がマイルドになり好印象に」
子持ちながらモテたい人は、いいパパキャラの土田晃之に学ぼう。
「どうせ既婚とバレているならば、『娘が、まるで俺の彼女みたいなキレ方してくるんだよ……』と、ユーモアを交えながらの親バカ発言を。女性からは間違いなく高得点をもらえます。ややもすれば、人のモノを欲しがるタイプのコの闘争心を煽ることができるかも」
「お前、意外なところにホクロあるやん」「愛情、人情、淫情よ!」とエロ発言がお家芸の徳井義実は、条件付きでマネてよし、と今井氏。
「日頃エロそうに見えない人であれば、度がすぎたエロ発言もいいギャップになり、SEXが上手そうにも見える。そうでなければ、とりあえずSEXだけしたいという飲みの場で、イチかバチかで言うことです。ただし、明るく楽しく元気よく。案外ヤリマンが引っかかるかも。保証はしませんが」
【今井 舞氏】
タレント評論家。週刊誌などで芸能人・テレビ番組を、毒を込めて斬る。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)
取材・文/朝井麻由美
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『女性タレント・ミシュラン』 オンナによるオンナのためのタレント研究本 |
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