更新日:2017年07月04日 21:16
恋愛・結婚

10年以上の不倫関係…泥沼化したカップルたち

空前のゲス不倫ブーム(?)となった昨年。また、’15年に注目を集めた不倫ドラマ『昼顔』の映画版も公開されたとあって、世の不倫への関心はますます高まりそうだ。とは言え、一般人の不倫はなかなかロマンチックな純愛物語にはならないし、ともすると泥沼化しがち。今回、そんな泥沼化が加速している昨今の不倫の現状を調査してみた。 不倫

第二の家庭として権力化した不倫は重荷でしかない

 不倫は一時の火遊びだけではない。5年、10年、20年と長く不倫するほどに、女性は一般的幸福からかけ離れ、狂っていく――。 「新入社員だった部下と15年以上の不倫関係に。彼女が結婚適齢期を逃したのは自分のせいと気づきながら、『私、一生独身でいいもん!』という言葉を鵜呑みにしたのが間違いでした……」  と俯き気味に話すのは保険会社に勤める山本大輔さん(仮名・52歳)。相手女性が35歳を超えたころから、変化が出始めたという。 「完全に躁鬱病です。躁のときでさえ『奥さんと子供は大切にしなきゃダメ。私は永遠の2番でよい』『子供の写真見せて。自分の子供じゃなくても、好きな人の子供の成長を見守るのが私の幸せだから』と価値観がこじれているのに、鬱状態のときは夜中急に『今すぐ来なきゃ死ぬし、お前の家庭めちゃくちゃにしてやるからな!』と脅しの連絡が来る。 本当にしんどいし、愛情が残っているかと言われたら自分でももうよくわからない。でも、ココまでおかしくしたのは自分の責任もあるので、面倒は見ようと思っています。もう一生別れられないのかな……」
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マンネリ打破の結果
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