更新日:2012年03月07日 17:20

毎日笑いまくって脳力UP

【お題その6】 毎日笑いまくって脳をリフレッシュ! <挑戦者:編集まいまい> 本誌ゲーム担当でおなじみの28歳。メーカーから試作品が続々と送られてくるも集中力のなさで、どれも中途半端に終わっている <参考資料> 「脳を活性化する「笑い」の力」(小学館) 著者の中島先生は脳神経外科医。笑いで患者の自己治癒力を高める「笑い療法士」の委員長。笑いこそが脳を刺激すると謳っている 即効性はあるものの、一日寝ると脳は元通りに?  ここまでたびたび登場する編集とは私のことです。それにしても、K藤がクリアしたドラクエでは、一度通ったマップを忘れゲーム内で遭難中。さらに脳トレソフトすらも集中できずに放置しっぱなし。もはや救いようのない”脳足りん(ノータリン)”な私が選んだのは『脳を活性化する「笑い」の力』(中島英雄著)。笑うと頭がよくなるという単純すぎる見解がなされている。これが本当なら超ラクじゃん!  実験前の診断では、IQ72という散々な結果でリアルに凹む。っていうか、そもそも笑い上戸な私がなぜ頭が悪いのかって疑問もあるけど、とにかく日常生活に大いに笑いを取んでみよう!   手っ取り早い方法が、漫画やお笑いのテレビ、DVDをむさぼるように見ること。平日は、出社前、マンガ喫茶で過ごすのが日課に。漫画『浦安鉄筋家族』やドリフのDVDはツボにハマり、腹の底から笑って爽快! たしかに笑った後は、仕事の集中力が増し、取材などもスムーズに進められた。  しかしインドアかつ孤独な実験のせいか、笑いの感情もマヒしてきた。そこで気分転換に若手お笑い芸人のライブに出向く。だが、心の底から笑っていないことに違和感が。指南書によると、つまらないと感じると脳に負荷がかかり、逆にストレスになるのだとか。  そんな笑いのメカニズムを実感しつつある1週間後、同じ診断を受けると、正解率40%というほぼ横ばいの結果。これでは実験が無意味になってしまう、と焦って迎えた週末。久しぶりに大学の同級生と会って、飲みながら語らい、お腹が痛くなるほど笑った。朝まで過ごしたのに、不思議と疲れていない。試しに帰宅後すぐIQ診断をしてみると、じっくり考えながら解け、IQが85まで上昇♪  ……が、それも一過性の効果で一晩寝ると脳は元通り。数字から逃げたくなり、最終テストも案の定な結果。なるほど、自分がエキサイトする日常を送るのが一番ってことか。ってわけで試験やプレゼン前は遊びに行きましょう! <テスト結果> 【実験前】 正解率:35% IQ:72 ↓ 【実験後】  正解率:40% IQ:74 実験前と後にあまり差は出ず。頭がよくなったという実感もない。試しにたくさん笑った直後に、テストをしてみたところ正解率が60%に上がった。つまり、脳力UPというよりは脳がリラックスしたことによって働きがよくなったのだろう。ここ一番の勝負前には笑うのがいい 効 果   ★★☆☆☆ 疲 労   ★☆☆☆☆ オススメ度 ★★★☆☆ ― 14日間[脳力UP法]にガチチャレンジ【6】 ―
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