しみけん&“熟女”女優たちが就活生にアドバイス 人生経験から導きだした答えは…
「これまで『熟女がいい』というのはぼんやりと思っていたけど、今回の取材を通して、文字にしながら改めて自分なりに咀嚼してみて。そこで、正直な気持ちとして『やっぱり熟女がいちばんでした』と思ったんです」
経験人数は約1万人。言わずと知れたトップAV男優のしみけんさんがこう言う。そんな彼がトップ“熟女”女優7名と対談し、彼女たちの魅力や人生を掘り下げた『やっぱり熟女がいちばんでした。』(KADOKAWA)。その刊行記念として、3月7日に青山ブックセンター本店にてトークイベントが開催された。本作のメイン著者であるしみけんさんのほか、北条麻妃さん、川上ゆうさん、白木優子さんが登壇した。
彼女たちが、どんな家庭で育ったのか。学生時代、恋愛遍歴や性の芽生え、ときにはイジメや借金、親バレ、目を背けたくなるような現実まで……。その生い立ちが生々しいまでに綴られているが、これまで表に出ることは稀だった。記者は、AV女優や風俗嬢のインタビューなど、アダルト業界も取材してきたが、彼女たち自身があまり話したがらないことも多いのだ。今作はまさに7名の女優たちの半生記ともいえる。しみけんさんだからこそ、ここまで引き出せたのかもしれない。
「普段、撮影のときには控え室も別なので、じっくりとお話する機会はなかったんですよ。だから、逆に恥ずかしかったかもしれない。まるで羞恥プレイみたいでしたけど、うれしかったです。幼少時代から話す機会はいままでなくて。もちろん、プロフィールはありますが、なにが本当なのか。ファンの方もわからないまま、女優は作品を出し続けていくことが多い。今回は、深入りした内容や『こんなこと話して大丈夫?』と心配されるようなことまで書いてあると思います」(北条)
「絡みの5分前くらいに挨拶をする程度だったので。聞かれたら正直にすべて吐き出してしまいました。しみけんさんは(改名前の)デビュー作の相手だったので思い入れも深いんです。私自身もアーク溶接とガス溶接の資格を取得したことなど、出来上がった本を見てこんなことまで喋っていたんだと驚きました!」(川上)
「じつは、これまでに現場でもお会いしたことがありませんでした。本当に会話からの“まぐわい”だったのですが。ぐいぐいと聞き出してくれるのですが、そのなかにも包み込むような優しさがあって。本当に丸裸にされてしまいました。あとで読んでみて、私自身が人生を振り返る機会になりました」(白木)
まさに人生十色。これまでは明かされることがなかった、様々な女優の半生を垣間みることができるだろう。
今回のインタビューを通して、しみけんさん自身も気を引き締めるキッカケになったという。
「もっと向き合わないといけないと思って兜の緒を締め直した。たとえば、京野美麗さんのデビュー作の相手が僕だったのですが、彼女のお母さんが病気で倒れたり、お姉さんが覚せい剤で逮捕されたり、その背景には複雑な事情があったんだなって初めて知ったから」(しみけん)
熟女女優たちの半生をしみけんが丸裸に…
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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『やっぱり熟女がいちばんでした。』 しみけんによる熟女の魅力分析と、女優たちへの対談を一冊に。これまでありそうでなかった、熟女好きによる熟女好きのためのバイブル! |
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