日本一のライブ配信者は“引きこもりの美女”あーるちゃんに決定!「こんな自分でも好きになっていいんだなって」
いま若者たちのSNSにおいて、動画コンテンツの割合が増えつつあることは言うまでもない。3月27日、17 Live(イチナナライブ)というアプリの日本一のライブ配信者を決定するイベントが行われ、あーるちゃんが1位に輝いた。
近年は、YouTubeをはじめ、ツイキャス、ニコニコ生放送、SHOWROOM、Instagram Stories、LINE LIVEなど、様々な動画コンテンツが誕生しているが、矢野経済研究所が発表した「ビジネス向けライブ映像配信サービス市場に関する調査報告」によると、2010年に6.4億円だった市場規模が、2020年には約7442億円まで拡大すると予測されている。
ライブ配信サービスの競争は激化、戦国時代を迎えているといえよう。裏を返せば、それだけ若者たちにとってライブ配信することが身近になりつつある。そんななか、イチナナライブのアプリ内イベントを勝ち抜いた総勢150名の17 LIVER(ライブ配信者)がホテル雅叙園東京に集い、ナンバーワンを決定するイベント『ライバー戦国時代の覇者になれ~決戦の夜~』が開催された。
果たして、ライブ配信者たちはどういった想いで活動しているのだろうか。一方で、オーディエンス(視聴者)の気持ちとは?
周囲を見渡せば、艶やかな花魁や着物姿の可愛い女のコがズラリ。また、女性だけではなく、イケメンの姿も。ライブ配信者たちは、女子大生や一般人はもちろん、モデル、タレント、アーティストなど、夢を持っている若者が多いという。
そんなライブ配信者をオーディエンス(視聴者)が応援する手段がある。アプリ内でポイントをチャージし、そのポイントでギフトを贈ることができるというのだ。言い換えると、ライブ配信者はギフトによってロイヤリティー(収入)が得られる仕組み。会場に鳴り響くほら貝の音。参加者たちが拳を掲げ、「えいえい、おー!」のかけ声で決戦の火ぶたが切られると、それぞれの席で各自がスマホやiPadを使い、一斉にライブ配信された。
アプリユーザーは現在、アジア圏を中心に7か国、4000万人を超えるという。ひとつの会場で行われているわけだが、要するにアプリを通して日本全国・世界のオーディエンスがリアルタイムで参加できるのだ。
個人戦とチーム戦が並行して実施された。チーム戦では、紅・碧・翠軍の3つに50名ずつ分けられ、各自が軍師の役割となり、指定されたギフトを集めた合計ポイントで競われた。
前哨戦から最終決戦まで、ステージ上のモニターに映し出される迫力の映像。激しい攻防が繰り広げられた。そして今回、3月3日から始まっているアプリ内イベントから当日の21時までに獲得したギフトポイントの累計で“天下人”と呼ばれる1位が決まる。
圧倒的な力を見せつけ、天下人の称号を得たのはあーるちゃんだった。以下、総合個人ランキングの10位までを発表する。
1位 あーるちゃん
2位 SOYOUNソヨン
3位 tsubaking
4位 maaami
5位 めありmeari.i
6位 石原彩香AYAKA
7位 しぴたんshipitan
8位 TEAMRIO
9位 pochaぽちゃ
10位 昌美MASAMI
日本一のライブ配信者を決める大規模パーティーに潜入
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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