『AKB48 SH0W!』最終回直前。大場美奈と野間口徹が名物コント「妄想少女大場」を振り返る
3月24日、’13年10月に放送開始した『AKB48 SHOW!』(NHK BSプレミアム、日曜22時50分~)が最終回を迎える。
———最後の収録お疲れさまです。このコント結局通算何回やったんですかね?
大場:えー、何回だろう。初期からやらせていただいたので、5年半で10回くらいやっているんですかね。よくネタがあったと思います。
高柳:(決めゼリフが)「本当に可愛くてすいません」だけで、こんなに話が書けるってすごいよね、単純に。
———収録を終えてみた感想は?
大場:昔のことはそこまで鮮明に覚えているわけではないですけど、自分のなかでも珍しく成長しているって実感できて。俳優さんとお芝居することが普段なかなかないから、ここでいかに野間口さんからいろんなことを学び試せるかっていう場がこのコントでした。
———野間口さんから見て大場さんの成長を感じた部分はありますか?
野間口:なんでしょうね。僕も同じように成長させてもらっているので。
大場:本当ですか?
野間口:初回の大場さんのガッツが素晴らしかったんですよ。以前、SPA!さんで大場さんへのコメントをお願いされたときも言ったかもしれませんが、アイドルの方ってコントに対して8割くらいの力でくると勝手に思っていて。
なのに大場さんは10~12割くらいできたので、このガッツにはちゃんと応えないといけないなと思いましたね。1回だけだろうと思っていたら何回か続いていくので、もっと本腰を入れないといけないとも思いました。
2回目3回目くらいから大場さんがちょいちょいアドリブも入れ出すようになったんで、対応できるように毎回勝負の感覚で挑みましたね。
———勝負のようだったとのことですが、勝敗のイメージは?
野間口:どうなんでしょう? 五分五分くらいかな。毎回いい勝負でした。
大場:勝敗はつけてませんけど、私も終わった後は全力でぶつかって清々しくなりました。お互いたぶんいい感じに今日は決まったなって感じで勝負が終われていたんだと思います。
野間口:何回か収録以外に実際、生の舞台でやることがあったんですが、その時のほうがそういった感覚は強かったですね。
大場:生でやり終えたときは感動しましたね。初めてはNHKホールでしたっけ? 公開収録で、機材転換のために繋ぎでやったんですからね、あの時は。コントが終わって初めて野間口さんとハイタッチしましたね。
野間口:ハイタッチしました。覚えてます。
大場:マネージャーとの絆が確かなものになった瞬間でした。生のコントはお客さんの反応が全てだからそれを見て勝ったねって。
野間口:あの時はお互いではなく、お客さんに勝ったねとなりましたから。
長年、AKB48グループを映してきた同番組。その放送初期に始まり、現在も続く名物コントが「妄想少女大場」だ。自分のことを“可愛すぎる”と認識するSKE48の大場美奈とマネージャー役を務める俳優・野間口徹が絶妙の掛け合いをみせ、人気となったこのコント。記念すべき最後の放送ラインナップに入ったと聞き、収録直後の大場美奈と野間口徹を直撃。ラストコントに参加した高柳明音と松村香織にも話を聞いた。
収録直後の大場美奈と野間口徹を直撃
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