選挙の“名物おじさん”が初当選、マック赤坂って何者なの?
これまで、国政選挙や東京都知事選など数々の選挙に立候補しては落選を繰り返してきたマック赤坂氏が、先日行なわれた東京港区議会選挙に初当選したことで話題となった。
“マック赤坂”という名前は当然芸名であり、本名は戸並誠。誠という名前から“マック”、そこに自身の好きな町である東京・赤坂の“赤坂”を付けたようだ。そんなマック氏は1948年生まれ、今年71歳を迎える。意外にも、東京や大阪の知事選に出馬し続けていたマック氏は名古屋出身であるという。
父は事業に失敗、母は美容院勤めという家庭で育ったマック氏。幼少期はかなりの極貧生活を送っていたようで、弁当を作ってもらえず、昼休みは毎日トイレにこもって泣いていたというエピソードもあるほど。
陽気でぶっ飛んだキャラクターから、政治を任せるのに不安を覚える人もいるかと思うが、貧乏という逆境を跳ね返そうと猛勉強し、西の名門『京都大学』の農学部に入学、卒業後は『伊藤忠商事』に勤めていたというエリートなのだ。
25年間、『伊藤忠商事』に勤めた後、48歳で同社を退職し、レアメタルの輸入販売会社『マックコーポレーション』を設立し、社長に就任。10年間ほどは経営に専念していたのか、政治活動を行なっている様子は見られなかった。
2004年に『財団法人スマイルセラピー協会』を設立し、スマイルを広める活動を開始。2006年には『日本スマイル党』(現『スマイル党』)を立ち上げ、政治活動を本格的に始動させていくこととなる。
政見放送にコスプレした姿で登場するなど、多くのインパクトを残してきたことで知名度こそあるが、世間の評価は厳しく、これまで選挙戦での連敗は13回を数えていたマック氏。今回の選挙で初当選となったが、これまでの印象からか、マック氏の当選を危ぶむ声も多数耳にするのもまた事実だ。 そんなマック氏、知名度とは裏腹にその素顔やこれまでの経歴を知らないという人が大多数なのではないだろうか。そこで今回は、マック氏の半生を振り返りながら、その人物像を紹介していこう。【 奇跡を起こさせていただいた日本全国のみなさまへ 】
— マック赤坂【公式】港区議会議員 (@macakasaka) 2019年4月24日
東京都港区議会議員選挙
※マック赤坂 1,144票獲得
日本一の東京タワーがあるこの港区からいずれや日本中のすべての方々が心の底からスマイル溢れる
そんな世の中に
ぜひともマック赤坂の今後の活躍にご期待ください
マック赤坂 pic.twitter.com/ey373MzasC
実は超高学歴&大手企業に就職していた!?
1
2
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ