約3割の人が「トイレに10分以上こもった」経験あり。いったい何してるの?
いつまでも出てくる気配のないトイレに、便意とイライラが限界! トイレで何をしているのか? どうしたら解決できるのか? トイレ籠城をする人の実態を明らかにする!
駅や店舗などの公衆トイレで、なかなか出てこない人に苛立ちを覚えたことはないだろうか。トイレにこもる行為は“トイレ籠城”と呼ばれ、ネットやテレビ番組でも話題になり、問題視されている。
この状況には利用者だけでなく清掃員も手を焼いている。都内でショッピングモールの清掃をする男性(45歳)は「こもっている個室があると掃除が進まないのでイライラしますね。あまりにも長いときはノックしています」と眉間にシワをよせて話す。
トイレ籠城の実態はどうなっているのか。アンケートを実施したところ「公衆トイレに10分以上長居したことはありますか?」という問いに対して31%の人が「YES」と回答。そのうち10%は1時間以上も籠城したことがあるとわかった。
========
Q. 公衆トイレに10分以上長居したことはありますか?
ある 31%
ない 69%
Q. 公衆トイレに最長で何分長居したことがありますか?
10分~20分未満 46%
20分~30分未満 26%
30分~60分未満 18%
1時間以上2時間未満 10%
Q. 公衆トイレで長居して行った行為トップ5
1.スマートフォン・携帯電話の操作
2.排泄に時間がかかった
3.体調不良をやり過ごしていた
4.着替え
5.ゲーム機で遊んでいた(スマホゲーム以外)
5.化粧
※15~60歳の男女200人にアンケート実施
========
長居して行った行為で最も票を集めたのは、やはりと言うべきか「スマートフォン・携帯電話の操作」だ。
「SNSをチェックしたりネットサーフィンをしてた」(38歳・男)といった声が聞かれた。
次点の「排泄に時間がかかった」「体調不良をやり過ごしていた」という結果を見ると切実な事情もあることがわかる。「うんちのキレが悪くて30分くらいかかる。拭きすぎが原因で痔になったけど、拭かないと気が済まない」(30歳・男)など、排泄にまつわる困難が窺える。
問題なのは、スマホ操作のようなトイレに関係ない行為だ。トイレで仮眠するという男性は、その理由をもっともらしく語る。
「ちょっと仮眠を取りたいときはトイレで寝るのがちょうどいい。飲食店だと店員に起こされることもあるし、ネットカフェだと快適すぎて寝過ごすかもしれないので」(35歳・男)
トイレに籠城する人の仕方がない事情と腹立たしい理屈
『週刊SPA!7/9号(7/2発売)』 表紙の人/ 日向坂46 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ