～ 今週の精鋭記者・スギナミ（41歳）～ 　日本全国津々浦々。女のコ、価格帯はもとより客層や遊び方に至るまで、その土地ごとに違う“色”を見せるのは夜の店の特徴の一つ。それが人々を旅打ち（俺の夜用語：地元や行き慣れた街を離れ、別の街を飲み歩く行為）へと駆り出すゆえんであり、水の合う街を見つけたならば、2度、3度と訪れたくなるのも夜遊び好きの性だ。 　では、大手キャバクラグループが新しい街に進出した際、どんな夜遊びの化学変化が起きるのか。六本木10店舗ほか、全国130店舗を展開しているINSOUグループが、日本のサウスブロンクスこと川崎に先頃上陸。新店を合わせて、3店舗を駅近くに構えているとの情報をキャッチ。早速、その様子を覗いてみることにした。 　まず訪れたのは7月1日にオープンしたばかりの新店「川崎ガーデン」。「川崎エリア最大級」とコピーの書かれた店頭の看板を横目に入店。日本庭園をモダンにアレンジした趣の内装は、同グループが擁する六本木の高級店「美人茶屋」を彷彿とさせる。 「いらっしゃいませ～」 　席に着いたのは赤いドレスがよく似合うえれんちゃんと、姉御系美女の愛瀬まりなちゃん。 「地元は横浜だけど、昔から川崎のほうが親しみやすかったの。川崎は変に気取ってないし、何より音楽の街だから」（愛瀬まりな） 　サックスが趣味という彼女。「好きなタイプは？」の問いにも「相性が合えば見た目も年齢も問いません。過去に付き合った男はみんな違うタイプの人ばかり（笑）」。そう豪快に笑いながら酒をカッポカッポと空ける姿につられてメートルが上がる。その勢いでお隣のえれんちゃんに何カップ？と聞けば「Hです」と即答。「H!?　A、B、C……」と指折って数える記者を見て「やだ、おじさんっぽい（笑）」とツッコむまりな嬢、ほっとけ（涙）。えれんちゃんが続ける。 「小学校の高学年くらいから大きくなって。その頃はノーブラだから男子に囃されて大変でした」 　内装とキャストの見た目は高級系ながらも、店内はワイワイ、ガヤガヤと宴会ノリ。すっかり体温が上がったところでお店をあとに。 　仲見世通り沿いにある「コム・デ・サロン」が次のお店。1軒目よりも規模は小さく、東急東横沿線のキャバクラといった佇まいだ。 　席に着いたのは一ノ瀬美桜ちゃんとまりあちゃん。妹系かわいこちゃんといった見た目どおり、キャハハッと陽気に笑い、カラオケには元気いっぱい掛け声を合わせるなどノリがいい。電子写真集を出版した一ノ瀬美桜ちゃんに「撮影中、一番興奮したポーズは？」と聞けば、やおらソファに寝転び誘うような視線を投げかけてくる。 　彼女のように写真集を出すキャストはグループ内でほかにもいる。大手特有の働きやすい職場環境は、かわいい地元女子が集まるのはもちろん、地元客の嗜好に合わせた接客のモチベーションにも繋がっていることを確信する夜だった。 　記事で紹介した2店と、小悪魔系バラドルキャストを多数揃えた「ドレスライン川崎」。INSOUグループ川崎3店舗では8月24日までスタンプラリーを実施。2店舗目の来店で乾き盛りプレゼント、3店舗目の来店でビール飲み放題、そのうえ次回来店時にシャンパンサービスなど特典も豪華。はしご酒でコンプリートを目指せ！ 【川崎ガーデン】 住：神奈川県川崎市川崎区砂子2-6-19　林ビル2F 電：044-233-8558 営：19時半～翌1時 休：日・祝 料：60分5000円～ 趣の違う2つの個室を完備＆カラオケができるフロアもあり 【コム・デ・サロン】 住：神奈川県川崎市川崎区砂子2-5-22 高木15ビル B1 電：044-211-7667 営：19時～翌1時 休：日・祝 料：60分5000円～ コスプレdayなどイベント多数。ほろ酔い合コン気分で歌うならこちら 【ドレスライン川崎】 住：神奈川県川崎市川崎区小川町14-16　小川町ビル4F 電：044-221-2234 営：20時～ラスト（金・土は19時半～） 休：日・祝 料：60分4000円～ キャラ立ちしていて面白いキャストが多い ＜川崎3店舗共通サービス＞ 「SPA！見た」で「22時までワンセット半額」または「焼酎ボトル1本進呈」 ※進呈する焼酎ボトルは店舗指定の銘柄 撮影／Wataru Nishida（WATAROCK）