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大人気YouTuber・真子就有(マコなり社長)の知られざる素顔

 今、ある若手社長の“言葉”がSNSを中心に大きな注目を集めている。真子就有(まこゆきなり)、30歳。ツイッターやYouTubeでは「マコなり社長」名義で活動しているため、そう認識している人が多いかもしれない。 マコなり社長 本業では10週間で未経験からプロのエンジニアを目指せるプログラミングスクール「テックキャンプ」を運営しつつ、昨年からはYouTubeでも積極的に発信。「絶対に関わってはいけない人」や「今すぐやめるべき行動」などの動画が視聴者を惹きつけ、登録者数はなんと75万人超にも上る(7月21日時点)。さらに動画内で彼が日用品や書籍を勧めれば、すぐさまアマゾンに注文が殺到して、その商品が在庫切れになることもしばしば。  そんな影響力を発揮する真子就有とはどのような人物なのか。今、最もネットで話題沸騰な社長に迫った。

「まぁいっか」と流してしまうことが、すごく嫌なんです

――先日、ツイッターで「インタビューでググればわかることを聞かれ続けたので取材の終了を提案した」旨を書かれていたので、今、非常に緊張感を持って臨んでいます。 真子:あれが初めてのことでしたけどね。「起業した理由は何だったんですか」のように、解釈を挟む余地のない事実だけを延々と聞かれてしまったので。創意工夫できる質問なら楽しく話せるんですけど。 ――では改めて。真子さんはベンチャー企業への内定を断って学生起業されたとのことですが、そもそも「起業ビジョン」が強かったんですか? 真子:いえいえ、そんなことはなかったですよ。まずは会社に入って働いて、そこで修業してから……と思っていましたし、「絶対起業してやる」という感じではなかったです。でも、いざ会社に入ってみると、“やりたい放題やれない息苦しさ”を感じて。自分なりに創意工夫して行動した仕事のほうが結果を出せたし、楽しかったんですよね。 ――起業後は順風満帆ではなく、かなり失敗もしたそうですが。 真子:最初につくったのは映画や音楽など、好きなものをユーザーが投稿して記録するシステムでした。それが終了して、今度は1年後にランダムに選ばれた同世代の男女10人が1か月限定で同じクラスになり、オンライン交流をするというSNSをリリースしたんです。これは当初話題にはなったんですが、バグが続いて3か月ぐらいで終了。ちょうどこの頃、創業メンバーを含めた社員全員が辞めてしまって。そのときはさすがに落ち込んで、夜の渋谷を一晩中ぐるぐると歩き続けていました。 ――社長としての自分をどう分析しますか? 真子:「完璧主義者」だと思います。気になることがあったら納得するまで徹底的に考えるし、社員にそれを徹底させることもあります。この前も会議で、社員から「企画のコンセプトはこれです」と言われたんですが、僕が「コンセプトってどういう意味で使ってる?」と言ったら、彼は答えられなかったんですよ。だから30分の会議を3分で終わらせました。これは別に怒ったわけではなく、僕も含めて言葉をあいまいに使っている状況が許容できなかったんです。「まぁいっか」と流してしまうのが、すごく嫌なんですよ。
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相当な負けず嫌いで、人一倍努力してやってきた
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大学を卒業後、土方、地図会社、大手ベンチャー、外資など振り幅広く経験。超得意分野はエンタメ

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