更新日:2022年11月18日 20:23
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コンカフェ界の新潮流「メンズコンカフェ」の実態。ホストクラブとの違いとは

今、繁華街で異様な盛り上がりを見せている業態がある。それがコンセプトカフェ(コンカフェ)だ。新店が次々に出るだけでなく、コロナ禍なのに過去最高益を出す店も少なくない。その”強さ”の謎に迫った!

さらなる新潮流!人気高まる「メンズコンカフェ」

コンカフェ

歌舞伎町「カフェ プリンスぷらす」のキャストさん

 男性スタッフが接客する「メンズコンカフェ」もじわじわと人気を高めている。コンカフェ界の新潮流ともいえるメンズコンカフェの実態について、歌舞伎町「カフェプリンスぷらす」の統括店長・L氏に話を聞いた。 「現在、メンズコンカフェは歌舞伎町で5~6店舗ほどと数は多くないですが、お客さんのニーズもあって着実に根づきつつあります。東京以外では大阪や福岡でも店舗ができていて、全国的なニーズを感じていますね。メンズコンカフェがホストクラブやボーイズバーと違うのは、女性版コンカフェと同じように営業行為を禁止している点。指名制度やナンバー争いもないのでギスギス感はなく、キャスト同士がとても仲がいいです」  L氏によると、メンズコンカフェは「メンズ地下アイドル」と同じような特徴があるという。 「メンズ地下アイドルの活動と似ているのかなと思います。お店では歌やステージこそありませんが、いろんなキャラクターのキャストと会話が楽しめるだけでなく、“推し”をつくって応援したりしますから。なかには芸能界デビューを目指していたり、ライブ配信者として活動しているキャストも在籍しているので、それを支えるのはメンズ地下アイドルとファンの関係性そのものですよね。もちろんウチにもお店のスタッフと兼業でメンズ地下アイドルとして活動しているキャストが在籍しています」

チェキが飛ぶように売れる

 では客層はどんな人なのか? 「若い女性客が多いですね。アイドル好きの方や、自分もライブ配信アイドルをしていたりコンカフェで働いている女性も来店されます。また、ソフトドリンク限定なら10代も入店できるし、しかも2000円以下で楽しめるので、ホストクラブに行きたくても行けない層の女性が来てくれます。あとは男性客も2割程度いますよ。カップルで来て非日常的な空間を楽しむといった使い方もできるので」
コンカフェ

ショットのドリンク(1320円~)はキャストが口に直接注射器で飲ませてくれてメロメロになる女性客も多いそう

 また、メンズコンカフェのもう一つの特徴は、チェキが飛ぶように売れるという点だ。 「ウチの場合、一枚1500円ですが、なかには1か月で600枚以上売り上げたスタッフもいます」  夜の街でさらに勢力を増しそうなメンズコカフェ。女性たちの新たなオアシスになるかもしれない。
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コンカフェの人気上昇はコロナ禍でさらに続くか?
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カフェ プリンスぷらす
新宿区歌舞伎町1-13-4 歌舞伎町NNビルB1 料金/チャージ60分1000円
HP/http://cafe-princeplus.lunacompany.co.jp/ Twitter/@cafe_prince02
’21年3月にオープンしたメンズコンカフェ。「医療と化学」がコンセプトで、バーカウンターにある試験管やビーカーでドリンクを提供するスタイル

※新型コロナウイルスの影響により、営業時間や店休日やアルコール提供の有無などが変更になっている可能性があります。最新情報は店舗にお問い合わせください。
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