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東京五輪と海外旅行を「コンビニ」で味わう。ニューデイズに異変アリ

エキナカのコンビニのサンドイッチに異変アリ

石窯パリジャンサンド

『石窯パリジャンサンド』バインミー(左)とチキンケバブ風(右)<撮影/日刊SPA!編集部>

 国際的な一大イベントであるオリンピックが開催中。海外の異文化に思いを馳せる人も多いかもしれない。そんななか、過去30か国は訪れたという海外旅行好きの会社員男性(30代)がこう話す。 「昨年から続くコロナ禍で旅行には行けない状況が続いていますが、『NewDays(ニューデイズ)』の定番サンド『石窯パリジャンサンド』がここ数ヶ月前から急に海外ローカルの味になった。旅先での思い出がよみがえってくるようです」  JR東日本のエキナカなどで見かけるコンビニのニューデイズ 。通勤・通学の途中で小腹を満たすべく立ち寄る人もいるはずだが、そこで売られているサンドイッチに明らかな変化が起きているというのだ。  Twitterでは「美味しい」という声はもちろん、「定番化してほしい」「わざわざこれのためにJRに立ち寄りたい」「ニューデイズさん、マジでバインミー細く長く売ってください」などの声が相次いでいる。  少し前まではベトナムのローカルフード「バインミー」をモチーフにしたもの、そして最近ではトルコの「ケバブ」をモチーフにしたものが登場。海外ご当地シリーズが展開されている様子なのだ。これにはどんな狙いがあるのか。ニューデイズ担当者を直撃した。

オリンピック・パラリンピック開催需要も狙う「海外ご当地シリーズ」

 最近の「石窯パリジャンサンド」の狙いについて、ニューデイズ担当者はこう話す。 「コロナ禍で海外旅行に行けないお客様に向けて、また、オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて身近な商品で海外気分を味わっていただきたく商品を開発しました」(ニューデイズ担当者、以下同)  コロナ禍のみならず、オリンピック・パラリンピックの開催も視野に入れた商品展開だったようだ。確かに開会式や競技などを見ていると、「こんな国があったんだ!」「この国ってどこにあるんだろう」などと、これまで以上に各国の場所や文化に興味を持つ機会は増えているように思う。  SNSの評判も上々で定番化を望む声もあるが……。
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今後はどの国のサンドイッチが登場するのか…
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インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA

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