新婦側の出席者が極端に少ない結婚式。ウラでは修羅場が…
多少の差はあっても新郎側・新婦側の双方のゲストが同じくらい人数になるように調整する結婚披露宴。ところが、なかにはそれを無視したかのような招待客のバランスが不均等な場合もあります。
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今から5年ほど前、従弟(いとこ)の結婚式に参加した遠藤亜樹さん(仮名・40歳)も自分たち新郎側の招待客のほうが極端に多かったとか。そのため、当時のことは今でも鮮明に覚えているといいます。
「通常は新郎新婦の席に向かって左側が新郎、右側が新婦の招待客になるじゃないですか。ただ、この式では本来新婦側のゲストが座る右側の円卓にも新郎の友人、会社関係の方たちが座っていたんです。それで『なんでこっち側なの?』って話している声が聞こえ、式が始まる前からちょっとザワついている感じはしました」
本人が後で別の親族から聞いた話によると、新郎側が40数人だったのに対し、新婦側はたったの10数人。しかも、彼女の両親や親族ばかりだったそうです。
「会場にはきちんとセッティングされながらも誰も座っていない円卓が後方にいくつもありました。あくまで私の推測ですが、新婦サイドのゲストはもっと大勢来る予定だったのかもしれません。新郎側は直前まで周りの人とおしゃべりしていましたけど、新婦側で談笑する方は見られず、みなさん険(けわ)しい表情をしているように見えました」
また、披露宴は開始予定時間になっても始まらず、「大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください」とのアナウンス。結局、席に座った状態でさらに30分ほど待たされ、それからようやく新郎新婦が入場してきたそうです。
「けど、新郎の従弟に笑顔はなく、まるで能面みたいな無表情な顔をしていたんです。言葉では上手く説明できませんが、緊張でカタくなってるのとは明らかに違う気がしました。
彼は昔から喜怒哀楽をハッキリ出すタイプ。一緒に出席した母も『やっぱりおかしいわよね。何かあったのかしら……』と心配そうにしていました」
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違和感だらけで開始前からザワつく会場
30分遅れで開始するが新郎の表情が…
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