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値段は陸送費込みで約30万円!森の暮らしの必需品ジムニーがある生活

コンパクト四駆の世界

SUZUKIジムニー(JA22-2)と長野県富士見町の伊澤直人さん

八ヶ岳での暮らしには四駆が生活必需品

 アウトドアイベントプロデューサーとして活躍する伊澤さんは、いまから5年ほど前に東京から長野県富士見町に移住を果たし、八ヶ岳南麓に広がる森の中で暮らしている。「八ヶ岳ベース」と名づけられたこの森全体がキャンプフィールドになっていて、その一角に建つ2年半がかりでセルフビルドしたログハウスが、伊澤さんの住まいだ。
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伊澤さんのジムニーはリフトアップされていて、起伏の多い森の中の道も難なく走破する

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後部座席は常に倒した状態でラゲッジスペースとして使っている

「周囲2kmほどに民家がない場所を探して、ようやく見つけたのがこの森です。標高が1100mほどあるので、真冬には気温が氷点下15℃くらいまで冷え込むことがあります。でも自然環境と眺望は最高ですね」  そんな森の中での暮らしに欠かせないのが日常生活の足となるクルマであり、さらに「四駆」であることが絶対条件だと伊澤さんはいう。
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ジムニーは四駆で軽量だからどこにでも入っていける

「未舗装の農道や林道は傾斜や凸凹があるところも多く、冬場には積雪だけでなく凍結することもありますから、四駆のクルマがなければ身動きが取れません。まさに生活必需品ですね」

ガチのアウトドア車が必要

 東京に住んでいるころから伊澤さんは四駆のエクストレイルに乗っているのだが、このクルマは「8:2でアウトドアよりも街乗りがメイン」。富士見町に移住後は、「ガチのアウトドア車が必要」と感じて、中古のジムニーを買うことにした。それがコイルサスペンションを搭載したジムニーJA22の2型だ。
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コイルスプリングを採用したサスペンション

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前の持ち主が付けたフロントガードもどこかレトロだ

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ミッションは3速AT。パートタイム4WD方式

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日本のオフロードにはコンパクト四駆が一番!

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