ゆうちょ銀行が1月17日から手数料の値上げだらけ。小銭貯金は損するかも!?
<女性が一生、お金に困らないためのレッスン vol.17/経済評論家・佐藤治彦>
子豚の貯金箱にお金を貯めている皆さん。
かつては家庭にありましたね、どでかい缶詰型の500円玉貯金。いっぱいになると10万円とか。え、まだあるんですか?
その山ほどの小銭、どうします?
【女子SPA!より転載。リンクなど元記事に移動します】⇒女子SPA!トップへ
私自身も小銭を持ち歩くのが嫌で、1日の終わりには、できた小銭を今はもう使わない玄関の灰皿に貯めています。
そして、私の場合は、それが山ほどになったら、ゆうちょ銀行のATMに持っていき、ざ~っと流し込んでカウントしてもらい貯蓄していく。それが、ルーティンでした。ところが……。
昨年秋に発表はされていたものの、反対の声が大きくなってきっと中止になるだろうと予想していてお伝えしてこなかったのですが、予想が外れました。
結論。
もう小銭の貯蓄はやめたほうがいいです。
損だからです。
実家に戻られた方は、地方で郵便局のATMなどで貯蓄や送金、支払いなどをしているご両親に教えてあげてください。
その方法は損をすると。
正確にいうと、そのやり方はこれから有料になります!2022年1月17日から。
ですから、山ほど小銭のある人、小銭貯蓄をしている人で、ゆうちょ銀行のATMを使って貯蓄にしようと思ってる方。もう時間がありません。
実は、小銭を扱うことは金融機関にとって、非常に負担になっています。そのため、小銭の出し入れの有料化の流れは仕方のないことかもしれません。
(※編集部注:他のメガバンクは、窓口では硬貨101枚から有料(三井住友は301枚から)、ATMでは無料だが枚数制限あり、というケースが多い)
この小銭、硬貨の扱いのほかにもっと重要なこと。大きな変更の話をしておきます。
ゆうちょ銀行は、さまざまなところで手数料の有料化、値上げを決めています。
多くの人に関係するのは、ゆうちょ銀行のATM。郵便局内だけでなく、駅やショッピングセンター、スーパー、そしてファミリーマートなどにも置いてありますね。それらも、今までは24時間、365日、ゆうちょ銀行の口座の出し入れは無料が原則でした。
それが変わります。
無料の時間は平日は朝8時45分から午後6時まで。
土曜日の午前9時から午後2時まで。それ以外は一律110円となります。
ただし、郵便局内、ゆうちょ銀行内のATMだけは、今まで通り無料ということになります。
今まではゆうちょのキャッシュカードでの出し入れで手数料無料の時間(平日8時45分から午後6時まで、土曜日午前9時から午後2時まで)もあったイーネットATMは無料から220円に変更。今まで220円かかっていた有料時間帯は330円となります。
ローソン銀行のATMからは、今までも無料の時間帯はなかったのですが、その手数料がそれぞれ110円の値上げとなります。平日日中など、今までの110円の利用料金が220円に、日曜休日や平日夜間など220円だったものは330円になります。
もう小銭の貯蓄はやめたほうがいい
ゆうちょ銀行のATM、手数料が日時により有料化
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