真冬の深夜、彼氏とケンカになって家から追い出され…最悪の一夜
寒さが厳しい今の季節、雪がほとんど降らない地方でも、氷点下近くまで下がる夜があります。そんな中、外に突然放り出されるなんて想像したくもないですが…パートナーとケンカをして、突然「出てけ!」なんて言われたらどうしますか?
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「きっかけは些細(ささい)な事です。彼の部屋で遅めの晩ご飯を食べていた時、『ソース持ってきて』って頼まれたんです。でも、ソースが入っている冷蔵庫は私より彼からのほうが近かったし、『そっちのほうが近いんだし、自分で持って来ればいいでしょ』って言ったんです。
このときは、しつこく頼まれるから仕方なく私が持ってきてあげたけど、夕食後に流しで洗い物をする時も彼は自分の食器を持ってこようとしない。しかも、『そのくらいやってくれてもいいじゃん』って開き直るんですよ。
この言い草と態度にムカついて、『私はアンタの母親じゃない!』って少しキツメに怒ったんです。そしたらマジギレされちゃって……」
ですが、彼女にとっても一方的に責められるいわれはありません。ひるむことなく反論していくと、ブチキレモードの彼氏に「もういい、お前帰れや」と部屋の外に無理やり追い出されてしまったのです。
「ハンガーにかけていた私のコートを投げつけ、すぐにドアを閉めたと思ったら施錠。しかも、ご丁寧にチェーンまで掛けていました。何度かインターホンを鳴らしましたが無視されたままだったし、私もいいかげん頭に来ていたらからその場を離れることにしたんです」
当時、彼女が住んでいた地域は、雪は少ないものの、真冬の最低気温は5度を下回ることも。この日の気温はわかりませんが、「吐いた息が白くなるくらい寒かった」と言います。
ふだんなら徒歩10分ほどの場所にある最寄り駅から帰りますが、すでに夜11時半を過ぎていて最終電車はすでに出た後。バスもこの時間には当然運行してないし、タクシーに乗れるほどお金も持っていません。
もし謝れば彼氏が家に入れてくれたかもしれませんが、そもそも自分に非はありません。頭を下げるなんて絶対に嫌だと思った彼女は、歩いて帰ることを決断します。
「2駅分の距離で、住んでいたアパートまでは7~8キロはあったと思います。郊外なので夜中じゃ人通りもなくて怖かったです。だから、少し遠回りですが、交通量の多い幹線道路沿いをトボトボ歩いて帰りました」
大学時代、同じ学部の先輩と交際していた大野弥生さん(仮名・28歳)は、彼にアパートを追い出された痛い思い出があるとか。いったい何があったのでしょうか?
【女子SPA!より転載。リンクなど元記事に移動します】⇒彼氏に部屋を追い出され、チェーンまでかけられた
防寒対策は十分だったけど、手袋を忘れて…
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