恋愛・結婚

クリスマス前、冬の海デートで起きた悪夢。自然消滅した彼女が別の男と

クリスマスでプロポーズの予定が…

海 男「もう、釣りはこりごりですね……」  苦笑しながら話し出したのは、会社員の健二さん(仮名・30歳)。健二さんは、大学の同期だった瑞希さん(仮名)と、大学時代から交際。お互いが就職してからも交際は続いていたのだという。 「瑞希とは真剣に結婚を考えていました。ちょっと子どもっぽいところもあるけど、すごく気が合うし、何より、一緒にいてすごく楽しかったんです」  ところが、そんな二人はクリスマス前に別れることになってしまった。 「お互いが26歳のときの12月前半のことでした。実は俺、そのときのクリスマスで瑞希にプロポーズしようとまで思っていたんです。だから、緊張しすぎて、かえってぎこちない関係になっていた可能性はありますね。でも、まさかあんな出来事が起きるなんて……」  その出来事とは、冬釣りでのハプニングだった。 「俺はもともと釣りが大好きだったんですが、瑞希は興味がないようでした。でも、なぜか突然『冬釣りに行きたい』と瑞希が言い出して。断る理由もなかったので、行くことにしたんですが……」  それが悲劇の元だった。 「寒い中、俺はそこそこ釣れたんですが、瑞希はまったくの初心者でしたからね。俺が全部セッティングして、アドバイスもしたんですが、いっさい釣れなかったんです。そのうち、瑞希が不機嫌になってしまって。『もう、今日はこれで終わりにして、温かい物でも食べに行こうか』と提案したんです」
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翌年に発覚した彼女の裏切り
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