ライフ

値崩れ必至タワマンの街ワースト3。武蔵小杉が3位、思わぬ落とし穴に要注意

 間もなく引っ越しシーズンが到来。「住みたい街」上位に飛びつくよりも、「住みたくない街」を回避するのが賢明だ。さまざまな観点のランキングを参考に、快適な住まいを探すのだ! 今後、値崩れが起きてしまいそうなタワーマンションについて、事情に詳しいジャーナリストに聞いてきた。

話題の晴海フラッグ、実態は陸の孤島

 いまや勝ち組の象徴、タワマン。投資目的の購入も多いが……不動産ジャーナリストの榊淳司氏に、今後値崩れが起きそうなエリアを聞いた。
東京[住むとヤバい街]ランキング

晴海フラッグの開発が絶賛進行中!
“投資”を兼ねた応募者も殺到する晴海フラッグ。居住性や利便性には疑問符がつく

「晴海フラッグは『中央区アドレスが坪単価300万円強は破格』ともてはやされてますが、最寄り駅まで徒歩20分の陸の孤島。新駅の話も出てますが、しばらくは先。購入者に転売目的が多く、中古売却の二次流通でのリスクも」

思わぬ落とし穴に要注意

 2位は、駅前再開発が目覚ましい荒川区の南千住だ。 「住民のクセが強い。所得上昇による住み替えが起こりにくく階層が固定されがち。価格ありきで消極的に選ぶ街でしょう。3位は浸水の記憶が新しい武蔵小杉。朝のラッシュ地獄で、駅徒歩5分の物件でもホームに着くまで30分かかる。今後も新規供給が続き、さらなる悪化は不可避」  思わぬ落とし穴に要注意だ。
次のページ
値崩れタワマンの街 WORST 3
1
2
おすすめ記事