“1日5分の運動でOK”を謳うコンビニジムって本当に効果ある?「chocoZAP」の担当者を直撃してみた
「1日5分でOK」「24時間使い放題で1か月税込み3278円!」――。
最近、テレビ番組や街角で目にするようになったバズワード。それが、コスパとタイパ(タイムパフォーマンス)の良さで注目を集めている「コンビニジム」だ。
1日5分でOKとは仕事で忙しい身にはありがたい話だが、そもそも本当に5分で効果があるのだろうか?
話題の「コンビニジム」の真実を探るべく、コンビニジムという言葉を世間に広めた存在である「chocoZAP(ちょこざっぷ)」の担当者を直撃してみた。
取材班の直撃取材に応じてくれたのは、「chocoZAP」のアプリなどで、トレーニングのレクチャー動画にも登場している工藤愛さんだ。
――いままでジョギングも三日坊主、ジムなんて入会金だけ払って結局一回もいかずじまいとかだったんですが、そんな人でもchocoZAPに入っていいもんなんでしょうか?
「コンビニジム『chocoZAP』は、まさしくそうした方に適しているジムなんです。運動がちょっと苦手で続かなかった方にとって、運動というと、”大変なもの”とか”ジムに行くにも準備に時間がかかる”と言ったイメージを抱く方が多いと思います。このハードルを下げて、『運動は簡単でもいいんだ』と思ってもらうことがchocoZAPの目的であり、『コンビニジム』である点なんです」
――でも、たった5分では効かないんじゃないんですか……? そんな都合のいい話、あるのかなぁ……。
「もちろん5分で筋肉ムキムキになったり、劇的に痩せるというのは難しいです。でも、運動初心者の方にとって、いきなりムキムキになったり、劇的に減量できるトレーニングはハードルが高く、長続きしません。いざ入会しても、結局いかなくなってしまい、健康にもならない。こうしたジレンマを脱するために、生活の中に『たったの5分』だけでいいとインプットしてもらうのが、運動習慣を身につけるファーストステップなんです。
例えば、朝起きて顔を洗うことや、寝る前に歯を磨くことは『さあこれから顔を洗うぞ』とか『歯を磨くぞ』とわざわざ意識しないでも自然とできてしまいますよね。それと同様に、『買い物に出たついでに』とか、『仕事帰りに』というタイミングで、フラッとそのままの服装で寄って、5分身体を動かすことで、自然に身体を動かす意識が身についてきます」
――確かに、コンビニエンスストアも、特に用事がなくてもフラッと立ち寄ってしまいますね。
「その感覚で、運動にアプローチできるのが『運動の習慣化』なんですね。chocoZAPのトレーニング器具は、日本人の骨格にあったマシンで、一方向にしか動かないので、座り方などを指示通りやって動かす方向に動かせば鍛えることができるので、トレーニングの細かい動きがわからない初心者でも取り組みやすいのが特徴です。ただし、このマシンは、先程も言ったように筋骨隆々になったり、劇的に痩せるためのものではありません。普段の生活での体の動かしやすさや、少しだけ向上するように設計されているんです。だから、どんどん自然に時間があるときに体を動かそうという気持ちになれるんです。
また、スーツ姿やビジネスシューズでさっと寄って身体を動かせるのも、“ハードルの低さ”の一つです。仕事に行くのに運動着を持ち歩くのも面倒ですからね」
――そういえば、店舗によってはゴルフスタジオもあるんですよね? 正直、入会してもトレーニング器具は触らずに、そっちばかり行ってしまいそう(笑)。
「極端な話、それでもいいんです。『とりあえずchocoZAPに行く』ということで、すでに思考の変化は起きているわけです。思考の変化だけでなく、chocoZAPまで歩いて行けばそれも立派な運動になります。そうしたきっかけ作りにできるんです。そして、たった『5分』だとしても、そうやって積み重ねていけば、一ヶ月後には階段を前より楽に登れるようになったり、食べすぎて苦しいからと食後すぐに寝てた人が、『少し身体を動かしてみようかな』というように、意識が変わってくるんです」
運動はカンタンでもいい!
運動することを習慣化できる!
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『書いて痩せる!chocoZAP』 すき間時間にちょこっと運動 |
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