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元NMB48・古賀成美、舞台出演で改めて感じる「オタ活の重要性」

 推し活ブームが続くなか、今注目が高まっているジャンルがアニメやゲームなどを原作にした「2.5次元舞台」だ。そのなかでも、全世界で会員数3500万人の人気を誇る女性向け恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」の舞台『イケメン戦国THE STAGE~帰蝶編~』が、4月21日から渋谷区総合センターで幕を開ける。  今作は人気タイトル『イケメン戦国◆時をかける恋』を原作とした舞台版の第10弾。主人公の武将「帰蝶」と恋に落ちるヒロイン・水崎舞を演じるのが、元NMB48の古賀成美だ。男性ばかりのキャストのなかで紅一点の古賀は、どんな思いで臨んでいるのか。また、自身も“オタク女子”だという彼女が、こよなく愛するのは「BL(ボーイズラブ)」。中年でも夢中になれる、BLのススメを教えてもらった。

NMB48にいたときは男性ファンが多かったけど…

――『イケメン戦国』の舞台に出演するのは、第9弾に引き続き2回目ですね。 古賀:前作もヒロインの水崎舞を演じさせていただいたのですが、そのとき猿飛佐助が主人公で、今回は帰蝶との恋の物語。主役が変わることで物語もまったく違うので、私自身も演じることが楽しみです。ストーリーだけでなく、ダンスやアクション、殺陣などもあって戦国時代らしい迫力も見どころです。 ――女性キャストが古賀さんだけの舞台ですが、稽古はどんな雰囲気ですか? 古賀:年の離れたお兄ちゃんが2人いるので緊張するっていうこともないかもしれない。前作から引き継いだキャストの方も多いので、よりリラックスして臨めてます。 ――てっきり役柄と同じようにお姫のような扱いかと。 古賀:最初はちょっと期待してたんですけど、そんな感じではないです(笑)。私も人見知りなので、みなさんが「一緒に頑張ろうぜ!」っていう雰囲気を出してもらったほうがありがたかったです。 ――女性が自分しかいない舞台という経験は? 古賀:前回が初体験でした。最初にこの舞台の話を聞いたときは、「女ひとりで大丈夫?」という思いと、戦国シリーズのチームが出来上がっているなかで「ちゃんと溶け込めるのか?」っていう心配がありました。 ――観客も男性キャストの女性ファンが多い。 古賀:そうなんです。NMB48にいたときは男性ファンが多かったので、初めて舞台の幕が開いたの光景は新鮮でしたね。前作はスタッフさんに、「イケメン戦国ファンの方からもすごく良い反応だよ」と教えていただいて。今回はもっと受け入れてもらえるように気合いを入れてます!
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自分の気持ちを高めてくれるオタ活
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