「こない馬を選ぶことが馬券力や予想力を高める」競馬で9370万円的中の芸人の教え
みなさんは「ギャンブルに必要なことは?」と聞かれたら何を思い浮かべるでしょうか?
運、データ、緻密な計算、統計などいろいろあるでしょう。もちろんこれらも大切ですが、私はギャンブルで勝つために一番重要なのはメンタルだと考えています。
(本記事は、じゃい著『稼ぐメンタル〜ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方〜』より抜粋したものです)
僕もときどき、総流しで馬券を買いますが、全頭診断をした上で総流しをしなくてはいけません。
でも、できれば「少なくとも1頭は切る」気持ちが大切です。
競馬は勝つ馬を選ぶのが基本ですが、同時に、こない馬を選ぶことも必要です。軸は決まったけど、こない馬をどうしても選べなくて、他は何がきてもおかしくない状態のときに初めて総流しをします。
せっかく軸が当たっているのに、相手を買っていないヒモ抜けの状態に陥ることもあるでしょう。これが本当に悔しいのは分かります。
しかし、だからといって「次は総流しだ!」というのは、あまりいい判断ではありません。
逆に「相手2頭で当たっていたのに、総流ししたばっかりに点数が増え、大きく賭けられなかった」という状態に陥ることもあります。
どちらにしても重要なのは、なぜ総流しにしたのか? なぜこの相手に絞ったのか? この「なぜ」なのです。
「ヒモ抜けしたらどうしよう?」「人気のない馬がきたら悔しいから!」。このような理由で総流しをするのは、メンタルが弱っている証拠です。
2020年のフェブラリーSで3連単を的中したときは本命が3着、対抗が1着にきました。そして2着に入ったのは、なんとビリ人気の単勝142.6倍のケイティブレイブ。
3連単で46万4920円の配当となり、500円買っていたので230万円超の払い戻しになりました。
実はこのとき総流しではなく、2頭を切っています。
2022年の高松宮記念でも本命が2着、対抗が1着にきて、3着には17番人気の単勝225.8倍のキルロード。3連単は278万4560円となり、100円を買っていました。このときも実はシンガリ負けのダイメイフジだけは買っていません。
確固たる意志を持って買い、確固たる意志を持って切る馬を選びましょう。
こない馬を選ぶことは馬券力、予想力をさらに高めることができます。メンタルの不安から総流しすることをやめれば、当たったときのリターンも大きくなります。
メンタルが原因で総流しはするな
確固たる意志を持って切る馬を選ぶ
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1972年神奈川県生まれ。「おつかれちゃーん」でお馴染みのお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ。パチプロだった祖父の遺伝かギャンブル全般に強く、2009年にはギャンブルで貯めた5000万円でマンションを購入。また、WIN5で2022年8月に9370万円、2014年に4432万円、2012年に3775万円、トリプル馬単を2020年に6410万円的中させている。現在は、チャンネル登録者数21万人を超えるYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」や、ニコニコチャンネル「じゃいチューブ(笑)」で競馬や麻雀などを中心に発信している。
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