AKB48 18期生「神7を超える存在になる」という決意
7月2日、AKB48に新加入した18期研究生が劇場公演デビューを果たした。東京・秋葉原のAKB48劇場でおこなわれたのは、「ただいま 恋愛中」公演。夜の初日公演の前にはゲネプロ(通し稽古)が報道陣に公開され、メンバーの家族も見守るなかで歌とダンスを披露し、フレッシュな笑顔を客席に届けた。
今年4月9日に同劇場でお披露目されたばかりの18期研究生は、『「私が女優になる日_」season2』(TBS系)に出演していた新井彩永(あらい・さえ)をはじめ、秋山由奈(あきやま・ゆな)、工藤華純(くどう・かすみ)、久保姫菜乃(くぼ・ひなの)、迫由芽実(さこ・ゆめみ)、成田香姫奈(なりた・こひな)、八木愛月(やぎ・あづき)、そして最年少の14歳の山口結愛(やまぐち・ゆい)の8人だ。
秋山による初々しい影ナレではじまった「ただいま 恋愛中」公演。同公演の演目は、昨年9月から17期生がおこなっているものと同じ内容だ。久保は、報道陣に「オリジナル公演に近づけるように毎日練習してきた」と話してくれた。
公演タイトルにもなっている楽曲『ただいま 恋愛中』のパフォーマンスでは、まだ笑顔に緊張の色が見えるメンバーや、やや身体がこわばっているようなメンバーの姿も。そんな彼女たちも、お互いに顔を見合わせていくうちにリラックスし、楽しそうな表情に変わっていく。何度も交わされるアイコンタクトの様子から、18期生たちの仲の良さが窺えた。
お披露目から約3か月しか経っていないが、公演では少人数のユニット曲にも挑戦した。
成田と八木が妖精のようなイエローのワンピース姿で披露した『春が来るまで』は、八木の甘い歌声と、成田の芯のある声質がマッチしていて聞き応えがある。「この時間を一緒に過ごせて良かったと思っていただけるように、一曲一曲を披露します」と話していた成田の言葉どおり、一つひとつの歌詞を大切に歌い上げていた。
グループ最年少メンバーの山口は、大人な歌詞の『純愛のクレッシェンド』でセンターを務めた。クールな表情に大きな目が映える新井、しなやかな動きで全体をまとめる久保が、山口の脇を固める。久保は「憧れている小嶋陽菜さんと同じポジションで、同じ衣装を着られたことがとても嬉しい」と、胸いっぱいの様子だった。
この他に披露されたユニット曲は、『7時12分の初恋』『Faint』『帰郷』。先輩たちが歌い継いできた楽曲に、18期生たちが新たな色を加えていった。
18期研究生初めての単独劇場公演
「小嶋陽菜さんと同じポジション」に喜び
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