スラックスを履いたら“短足に見えてしまう人”の特徴。簡単にできる「ダサくならない方法」
時代遅れに見られがちなのが、「インディゴのジーンズ」。10~20代のジーンズ離れについては、様々なSNSでも見かけますが、実は大人の定番パンツも変化しているのです。
トレンドの主流は、軍パンなどカジュアルパンツ。そして、それらに加えて「カジュアルスラックス」を選ぶ方も増えています。世代によっては「スラックス=ビジネスファッション」というイメージが強いかもしれませんが、ジョガーパンツのように、ウエストにゴム紐がついたカジュアルタイプも並んでいます。
とはいえ、慣れ親しんだジーンズとは明らかに別物。違和感から、なかなか手を出せない方も多いのでは?
そこで今回は、「カジュアルスラックスを履く際にダサくならない方法」を、『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者がポイントを解説します。
カジュアルスラックスに苦手意識をお持ちの方は、はき位置を混同している可能性が高いかもしれません。パンツのはき位置は、種類やデザインによって変わるもの。たとえばピタッとしたジーンズで合わせていたローライズのはき位置は、スラックスでは通用しません。
ピタッとしたフィット感のジーンズやチノパンに比べて、スラックスはおへそ位置から吊るすようにはくパンツなのです。というのも、スラックスのようにヒラヒラした生地感の場合、「吊るすように見せる」ことで、ワイドであっても余計なシワを気にせず、スッキリ見えるものだからです。
一方、はき位置を下げるほど、股下も下がってしまうため、足が短く見えてしまうのです。ワイドなシルエットならば、尚更ですよね。はき位置を誤解していることこそが、「大人世代がカジュアルスラックスに馴染めない理由」なんだと私は見ています。
パンツ全体が持ち上がる分だけ、足が短く見える心配も解消されるはずです。そして、余ったパンツのウエスト部分は、付属の紐で結んでください。もちろん、股ズレを起こすほど引き上げるのはNGです。
最適な「はき位置」を知ろう
はき位置を下げると「足が短く見えてしまう」
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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