元乃木坂46・相楽伊織が向き合う芝居やグラビアで活躍するということ
元乃木坂46の相楽伊織が主演を務める「舞台『けものフレンズ』おおきなみみとちいさなきせき Re:JAPARI STAGE!」が、品川プリンスホテル クラブeXにて10月20日より上演する。人気メディアミックスプロジェクト「けものフレンズ」から、オリジナルストーリーで描かれる本作で演技に奮闘しているという彼女。また、俳優業のほかにも今年5月から水着グラビアにも初挑戦し、その見事な美ボディがグラビア界でも話題に。
アイドルを卒業して5年。活躍の場を広げる彼女に今作の芝居やグラビアに対する向き合い方などを聞いた。
――舞台版「けものフレンズ」は4年ぶりとなりますが、今作の主演に抜擢されたときの心境から教えてください。
相楽 最初は「私が主演!?」ってびっくりでした。3年前にダブル主演の舞台はやらせてもらったことがあるんですけど、単独主演は初めてです。それにこういう舞台でメインの役どころも久しぶりだったので、「セリフが覚えられるかな……」っていうぐらい緊張してました。とくに初日の稽古はドキドキでしたね。
――女性キャストが18人いるわけですが、グループに在籍しているときと違う部分はあります?
相楽 やっぱり違いますね。今回が初対面なんですけど年齢はみんな近いので、舞台上で接点がない役の子とも積極的にコミュケーションを取りやすいのかもしれないです。主演はそこまで意識はしていないですが、稽古をしていて「集中力がちょっと切れてきてるな」という雰囲気のときは自分の緊張は切らさないように意識して、少しでも現場を明るくしたいなという姿勢で臨んでます。
――普通の舞台と2.5次元の舞台を比べると演じ方は変わってくるものですか?
相楽 演じるのが動物を擬人化したという“フレンズ”という役どころで、そのキャラクターの表現が難しいんです。舞台版はオリジナルストーリーなので演出家の方には「原作を意識し過ぎずに自分の色で演じていいから」と言われていて、稽古をしながら作り上げているところは多いですね。
――相楽さんが演じるオオミミギツネは大きな耳がついている特徴的なビジュアルです。
相楽 自分の耳よりも上に耳が付いているので、耳を触る仕草など手を置く位置が慣れてなかったりします(笑)。それから尻尾もついているので、後ろ姿の演技も大切というか。例えば、人間だったら後ろ姿はただの後ろ姿だけど、動物だったら耳が見えていたり、尻尾が動いていたり動きがあるんです。だから、普通の舞台だったらあまり客席に後ろ姿を見せないんですが、今回の作品はそういうことは気にしていません。フレンズたちで集まるシーンでは客席にお尻もむけたりするし、そういう部分は演じていて新鮮さがありますね。登場する18フレンズの衣装もカラフルで面白いですし、初見でもけものフレンズの世界観にどっぷり浸れると思います!
「私が主演!?」ってびっくりでした
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