ゲームの影響で「ぶっ殺す」が口癖の息子にどう対応する? 塾を経営する笑い飯・哲夫の答え/がんばらない教育
芸人として活躍しながら、小・中学生向けの補修塾を経営する笑い飯の哲夫。そんな彼が子どもの教育に悩む親たちの相談に答えた週刊SPA!の連載が『がんばらない教育』という一冊の単行本になって12月22日に発売!
発売を記念して、子どもの教育に悩む親たちからの相談に答えていく本書の一部を特別公開! (初公開2023年4月9日の再配信)
相談者◉39歳男性・デザイナー(妻、息子7歳)
1年生の長男が、シューティングゲームの「フォートナイト」にハマって銃撃戦に憧れを持ちはじめ、ゲームをしながら「ぶっ殺す」などと言いだしたのが気になっています。
もちろんゲームの中のことですし、あえて悪ぶった口を利くのも子どものころにはよくある話だとは思うのですが、普段の家族や友達とのコミュニケーションにまで悪い影響が及ぶのではないかと心配です。
ゲームに限らず、残虐な表現がある映像やコミックなどに今後子どもが興味を持ちだしたときどの程度、そしていつまで親が「検閲」すべきだと思いますか?また、それによって言葉遣いなどが悪影響を受けていると感じた場合、親としてどう対応したらいいのでしょうか。
「キス」「胸」「キラキラ星」「エッチ」「トゥリャトゥリャトゥリャトゥリャトゥリャトゥリャリャ」。
人それぞれ、口から発する前に、なぜか少しためらう言葉ってありますよね。何の作用かよくわからないのですが、言うと恥ずかしいフレーズがあります。
それとは別に、言うだけで不幸になりそうなフレーズもあります。「死ね」「殺す」などがその代表です。おそらく、それらを言うなとしつけてもらえたからこんな感性になったのでしょう。
ゲームの影響で息子は「ぶっ殺す」が口癖に
哲夫のアンサー
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’74年、奈良県生まれ。県下随一の進学校・県立奈良高校から関西学院大学文学部哲学科に進学。卒業後の’00年に西田幸治と笑い飯を結成し、’10年、M-1グランプリ優勝を果たす。『がんばらない教育』『えてこでも分かる笑い飯・哲夫訳 般若心経』ほか著書多数
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『がんばらない教育』 格安補習塾を経営する哲夫による画期的な子育て論 |
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