高2息子「大学には行かず芸人になる!」VS大学は出てほしい親。大卒芸人、笑い飯・哲夫が対応法をズバリ回答/がんばらない教育
芸人として活躍しながら、小・中学生向けの補修塾を経営する笑い飯の哲夫。そんな彼が子どもの教育に悩む親たちの相談に答えた週刊SPA!の連載が『がんばらない教育』という一冊の単行本になって12月22日に発売!
発売を記念して、子どもの教育に悩む親たちからの相談に答えていく本書の一部を特別公開! (初公開2023年6月20日の再配信)
相談者◉48歳男性・会社員(妻、息子16歳)
息子は現在高校2年生。進路について話していたら「大学には行かずにNSCに入ってお笑い芸人になりたい」と言い出しました。お笑いが好きなのは知っていましたが、芸人になりたいと言い出すとは思わず戸惑っています。
夢を持つのはいいことですが、厳しい世界で成功できるのは一握り。うまくいかなかったときに就職しやすいように大学は行ったほうがいいし、芸人を目指すにしても大学でさまざまな知見を広げるのは悪いことではないと思います。
勉強がイヤで安易に「芸人になりたい」と言っているようにも見えてしまいます。大卒の芸人として活躍する哲夫さんのアドバイスをいただけないでしょうか。
これはなんのアドバイスを欲していらっしゃいますか。限られた文字数で端的にお答えしていますので、相談の的を絞っていただいたほうが提案に満足してもらえるかと思いますが、今回は朧げな相談なので困惑しています。なんか、バッターボックスで構えていたら、ボールを投げるはずのピッチャーから、うどんの麺がいっぺんに20本くらい飛んできた感じです。
「さあピッチャー讃岐投手、第一球投げました。ストレートのうどんがいっぱいだ。バッター、麺が多すぎて打てない」と、ラジオから聞こえてきそうです。また、ラジオのスピーカーの小さい穴の群れから無数のうどんがぐにゅっと出てきそうです。
さて、プロの大卒芸人の表現力を味わっていただいたところで、勝手に相談の的を絞らせていただきます。
息子が将来は芸人になりたいと言い出しました
哲夫のアンサー
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’74年、奈良県生まれ。県下随一の進学校・県立奈良高校から関西学院大学文学部哲学科に進学。卒業後の’00年に西田幸治と笑い飯を結成し、’10年、M-1グランプリ優勝を果たす。『がんばらない教育』『えてこでも分かる笑い飯・哲夫訳 般若心経』ほか著書多数
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