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「子どもへのお金の使い方で夫と意見が違う…」32歳女性の悩みに、学習塾を経営する笑い飯・哲夫が出した答え/がんばらない教育

芸人として活躍しながら、小・中学生向けの補修塾を経営する笑い飯の哲夫。子どもの教育に悩む親たちからの相談に答えていく。(著書『がんばらない教育』より。初公開2023年4月7日の再配信)

子どもへのお金の使い方が、夫と意見が違う

相談者◉32歳女性・会社員(夫、長男0歳)
笑い飯哲夫

※写真はイメージです(以下同)

 昨年5月に生まれた息子の育児中です。夫は子どものおもちゃや洋服などは「極限まで最小限でいい、勝手に作って遊ぶだろ」という考えです。  私は高くても木の温もりを感じる北欧から取り寄せた名品おもちゃ、着心地のいい肌着など、小さいうちから本物を知ってほしい派。今は私が育休中のため、家賃や生活費は夫負担。  生活費の負担がないので、育休給付金からおもちゃや服を買えていますが、育休が明けて共働きが復活すれば生活費は折半に。家賃を折半しながら素敵な子ども用品を買うのはキツイです。  子どもにどれだけお金をかけるかは後々の教育方針にも関わってくるので夫と話し合いたいのですが、互いにどう歩み寄るべきだと思いますか?

哲夫のアンサー

笑い飯哲夫

笑い飯・哲夫

 せっかくなら、北欧の木のおもちゃよりも、奈良の杉や檜のおもちゃで本物を感じてもらったほうが親近感があっていいですよ。送料もそのほうが安いですし、節約した送料を家賃に補塡することもできます。奈良の木材で遊ばせるといいことだらけですね。ぜひ、ふるさと納税の返礼品を調べてください。  着心地のいい本物となると、高級な綿や絹の肌着でしょうか。個人的な意見ですが、すぐに大きくなる赤ちゃんに高級素材の肌着はもったいないと思います。  長年にわたって使うべき逸品は、息子さんの体格が固定してくる時期に与えることをお勧めします。そのころにはもう、ご主人とのいさかいはなくなっているかもしれません。
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維持しにくいこだわりはあきらめたほうがいい
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’74年、奈良県生まれ。県下随一の進学校・県立奈良高校から関西学院大学文学部哲学科に進学。卒業後の’00年に西田幸治と笑い飯を結成し、’10年、M-1グランプリ優勝を果たす。『がんばらない教育』『えてこでも分かる笑い飯・哲夫訳 般若心経』ほか著書多数

がんばらない教育

格安補習塾を経営する哲夫による画期的な子育て論


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