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女医が「1年半で8kg痩せた」方法。間違ったダイエットや不規則な生活で健康を害した経験を経て

ダイエット情報が氾濫する今、どの方法を選べばいいかわからない。そんな悩みに寄り添うのが、健康について知り尽くした医師たちが自身の「体」で証明したダイエット方法だ。この秋、トライしてみよう! 今回はお皿を変えるだけの簡単ダイエット法を紹介する。

一枚の皿で適量を把握。痩せ体質が定着する!

医者が実践するダイエットの正解

櫻井夏子氏

栄養バランスに配慮しながらも、毎食を、“一枚皿”にまとめるだけ。そんな「お皿変えるだけダイエット」という手法を用いて、1年半で8㎏の減量に成功したのが、美容外科医の櫻井夏子氏だ。 「一番の目的は、毎食の“適量”を知ること。徐々に体も適量でお腹いっぱいになる。また、自然と栄養バランスが整うので、“痩せ体質”が定着します。早い人なら2週間ほどで効果を実感できますよ」 ’20年には「ベストボディ・ジャパン」ドクター部門で優勝した経験も持つ櫻井氏。しかし過去には間違ったダイエットや不規則な生活で健康を害した経験もある。試行錯誤の末、たどり着いたのがこのダイエット法だという。 使うお皿のサイズは男女で異なるが、男性の場合は、直径26㎝が目安。日中にオフィスで働いている場合は、弁当箱を「プレート」に見立ててもいいという。その場合、ご飯、おかずはどう盛りつければいいのだろうか?

適量が身に付けば外食にも応用可能!

医者が実践するダイエットの正解

減量前の櫻井夏子氏

「厳密なカロリー計算は不要ですが、手を使っておおよその量を量ってください。ご飯は握りこぶし大、肉や魚は手のひらの指を除いた部分の大きさに相当するぐらい。野菜は手のひら山盛りの量、脂質は人差し指の第一関節分くらいは最低でも摂りたいところです」 高タンパク質、高繊維質を意識し、この一枚皿内で栄養バランスに気をつければ、基本的には好きなものを食べていい。 「自分で作るのが理想ですが、出来合の惣菜でも大丈夫です。どうしても量が足りないと感じた場合は、野菜、肉の順に追加してみてください」 働いていると、どうしても自炊が難しくなることもある。お皿を使った食事で“適量”が身につけば、外食時にも応用できるという。 食べすぎたら、3日を1セットと考えて翌日、翌々日は少し控えめにする。無理に食欲を我慢せず「適量」を知ることから始めよう!

お皿を変えるだけダイエットのポイント

医者が実践するダイエットの正解

お皿の例。ご飯、野菜、おかずのバランスに気をつけて盛ろう

①皿は26㎝が目安 ※男性の場合 ②適量は手を使って目測 ③外食よりも自炊せよ 【美容外科医・櫻井夏子氏】 東京女子医科大学卒業。摂食障害を経て健康的なダイエットに開眼。著書に『お皿変えるだけダイエット』(日本文芸社)など。院長を務める杉山美容クリニックは10月開院予定 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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