「合コンも仕事のつもりだった」20代で“年収1,000万”稼ぐ彼氏の苦しすぎる浮気の言い訳に唖然
人生は一度きり。せっかく生まれたのだから「怒り」や「悲しみ」といった負の感情は極力減らして楽しく暮らしていきたいと筆者は考えている。しかし、中々一筋縄ではいかないのが世の常だ。おっとりとした雰囲気の吉川愛香さん(仮名・31歳)は去年人生で初めて人に裏切られたと語り出す。
吉川さんは社会人になってから、大学時代のサークルメンバーと飲む機会があったそうだ。
「飲み会で久々に再会した同級生の一人が素敵な男性になっていました。当時の彼はサークルで200人くらいのメンバーをまとめるリーダーでした。オレ様タイプで『化粧が下手だね、眉毛が変だよ』とよく意地悪を言ってくる嫌なやつで、『顔はいいのに性格は最悪〜!』と思っていたんです。学生の時は向こうには彼女がいたし、私も他に出会いが色々あったので何もありませんでしたね」
と当時を懐かしむ。
「でも久々に再会してみると、意地悪だった彼は角が取れて昔より遥かに優しくなっていたんです。大手不動産の営業マンとしてバリバリ働いていて、20代にして年収は1,000万円以上。いわゆるハイスペと呼ばれる側の人になっていました。パリッとしたスーツが似合っていて、なんだかかっこよく見えました」
飲み会で話が盛り上がった二人。淡い期待をしながら彼からの連絡を待っていると、「今度飲みにいかない?」と向こうから連絡が来たそうだ。
「『やったー!』という感じでした。LINEの会話もすごく弾み、水族館に行ったりデートを数回重ねてトントン拍子で付き合うことになりました。いざ付き合ってみるとストレートに褒めてくれるし尋常じゃないくらい丁重に接してくれて、完全に姫扱いな毎日。連絡もまめで自己肯定感をあげてくれる存在でした。デートも旅行もいろんなところに行ったし、記念日には高級ディナーをご馳走してくれました。至れり尽くせりで本当に幸せ。自分のことを大切にしてくれるし仕事も安定している。悪いところが何一つ見当たらない彼と結婚できたらいいなと思っていたんです」
吉川さんはどんな時も味方でいてくれる彼氏に安心感を抱いていたそうだ。交際期間は2年近くに渡ったという。
意地悪だった同級生、ハイスペサラリーマンに変貌
何の曇りもない幸せな2年間
下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun
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